多くの人が社会に傷つけられながら生きている。
そして多くの人がこの世界を変えたいと願っている。
そして願っても変わらないので、願いを諦めてしまう人がほとんどである。
子供の頃は人生に希望があった。
物語にあるような冒険と、感激に満ちた人生が自分に用意されていると思っていた。
だが学校に入学し、社会人になり、「夢」=「夢物語」と教えられる。
夢とは叶わないもの、夢とは寝て見るもの。
そんな言葉さえ存在する。
でも魂の声に耳を傾ければ、「今のこの現実が夢で、本当の自分はもっと素晴らしい人生を歩んでいるはずだ。」と言っているだろう。
私はその魂の声を肯定する。
多くの人にとってこの世界が「何一つ願いが叶わない世界」である。
このつらい現実の奥に「何でも願い事が叶う世界」が用意されている。
その幸福に満ちた世界に至る方法はただ一つ。
この不幸な夢から目覚めることである。
金銭を稼ぐためだけに、たった一度しかない人生の時間を使い続ける。
多くの時間を遣い、苦労してせっかく稼いだお金も、夢のようにあっという間に消えてしまう。
何のために生きているのか、虚しさに支配されている。
自分の人生は諦めて、子供に幸せになってほしいと願う。
だが幸せになる方法が全くわからない。
この悪夢から解放された者だけが、真の幸福に至れる。
本当の人生を歩み始め、真なる人としての資格を得る。