性は愛の渇きである。
本当に強烈な欲求である。
性愛は肉体的快楽も精神的満足も大きい。
従って性依存の恐れがある。
特に親からの愛情に飢えている人。
こう言う人が性依存に陥りやすい。
このことから性の快楽と愛情に、密接な関係性があることが窺える。
このような人もそうでない人も、知っておくべきである。
「性の喜びは性交だけにあらず。」
仕事の事情や、修行などで異性に触れられなかった時。
そんな時に同性を見てもなんとも思わないが、異性を見かけるだけで幸せな気持ちになる。
性が違えば体が触れ合うだけでなんとも言えない喜びがある。
異性を抱きしめるだけで性の満足を得ることができる。
肉体的制欲が燃え盛る若い頃には、それだけでは物足りないかもしれない。
だが性に依存せず、愛を深く感じる方法は抱擁と愛撫で十分である。
これが節度ある性を人にもたらしてくれる。