甘味に関する記事を書いた日は、ちょうど甘味をたくさん食べた日だった。

頂き物の和菓子、餡子(あんこ)が中心のお菓子を頂いたからだ。


その翌日は体調がおかしかった。

頭がぼんやりとしていて、すっきりしない。

忘れ物が多くて、考えがまとまらない。


糖分は脳の栄養である。

糖がなければ、頭の働きは悪くなるとさえ言われている。

確かにそうかもしれないが、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということだろうか。


人は満足すると休む。

脳も栄養が行き渡ると休む。

つまり働きが悪くなる。


空腹によって思考が乱れるということはある。

空腹によってイライラするのだ。

このイライラがノイズとなって、脳の働きが悪くなる。


糖をとりすぎてもダメ。糖が不足してもダメ。

では頭が冴える状態に保つにはどうすればいいのか。


第一は空腹に慣れることである。

普段から食事の量を減らし、糖分を減らし、低血糖でも十分に動ける体を作ることだ。


考えてみると良い。

食事が十分に取れていないと働けない人と、食事が少なくても人一倍多く働ける人。

さてどちらの人の方がレベルが高いか。


低血糖になれると頭の働きは冴えてくる。

そして不慣れな高血糖の状態で頭痛がする。

この状態を保つことが脳の働きを活性化させる。