痛みを和らげ、硬直をほぐす良い方法はマッサージである。
師を名乗るには、マッサージは国家資格が必要らしい。
「もみほぐし」と表現するのは無資格で、独自のやり方ということだ。
何がどう違うのかはよくわからない。
どちらでも痛みが取れればそれで良い。
見逃している痛みを体感させて、自己治癒能力を高めるマッサージが良い。
中には激痛にうめく様なマッサージもある。
そういう施術は避けた方が良い。
痛すぎるマッサージは体を硬くする。
中には「痛みを感じないと施術を受けた気になれない」という人もいる。
そういう人は間違いなく身体中がこわばっている。
マッサージによって体が硬くなるなど、あってはならないことだ。
施術者が自分の手の力で治すのではなく、肉体が持ち合わせている自己治癒能力を開かせる。
そのためには多くの経験と知識が必要である。
痛みの本質を知らない人間が、人の体をもみほぐしてはならない。