さてせっかく決心をして早起きをしたら、一番に何をすべきだろうか。
そもそも睡眠とは何か。
睡眠は身体を休めるとともに、脳の記憶の整理の時間である。
コンピューターでいうところのデフラグ(分散化した記憶領域をひとまとめにする)モードと言える。
一日のうちで脳の記憶領域に、最も余裕があるのが朝である。
そのせっかくの朝をバタバタで準備に終われていては、脳の働きを生かしきれない。
朝目が覚めて一番ににすべきことは、今日の準備ではなく、瞑想と計画立案である。
瞑想は脳力に余裕がある朝に、自分の人生の目的を脳に焼き付ける行為である。
1.人生の目標設定の確認。2.自分の熱意の確認。3.自己説得
この3つが夢を実現する瞑想である。
目標設定は長期的な目標と、その長期目標を達成するための一里塚である短期目標の進捗を確認する。
目標には期限が必要である。
最も明確な期限は死である。
死は受動的な期限である。
目標に能動的に期限を決められる人は勝者である。
限られた一生で、いくつの目標を達成できるかが、人生の攻略条件である。
目標が具体化した時に、それを手に入れた自分を想像してみることだ。
その想像があなたの心の温度を熱くするかどうか。
心の温度を高めることは欠かしてはならない。
この心の温度が情熱であり、人を動かすエネルギーである。
自分が沸騰していれば、他者を熱くさせることが出来るのだ。
願いを叶えるには、他者を熱くさせる心の温度が不可欠である。