子供の魂は親を選んでやってくる。
子供が家に宿るとき、子供の魂はその家の格を見る。
新しい家があると喜んでくる。
できれば夫婦仲が良い家が良い。
そして子供はお化けが怖い。
家に悪い霊がいると寄り付かない。
悪霊というのは実体のある人間には大して影響がない。
だが受肉前の子供の魂には強い影響力を持つ。
「悪霊を祓うなど馬鹿馬鹿しい」と思っても、子供が欲しければ家を祓うことだ。
神主を呼ぶなどしてもよいが、それよりも日常の心がけが大切である。
毎日少しずつ埃を払う。
実はこれが最も効果の高い悪霊祓いである。
悪霊は淀んだ気を好んで居つくからである。
たんすの後ろなど普段手が届かないところまできれいにする。
きちんと掃除が行き届いている家は、神社仏閣のような清浄な気を発する。
このようなところには悪霊はなじめず、逆に賢い守護を持つ良い霊が寄り付く。
清浄な家に宿る子は立派な魂の持ち主である。
きっと親の想像を超える力を持った子が生まれてくる。
「トイレをきれいにすると顔のきれいな子が生まれる」などという迷信じみたことを言われるのはこのことである。
分不相応な立派な子を授かりたければ、家を祓うことである。
「きっとやっても無駄だからやらない」と思う人もあるだろう。
だが実践(自分が決断して行った行動)は裏切らない。
悪霊など信じなくてよい。神や奇跡など信じなくてもよい。
「この行動がもたらす影響はゼロではない」と思うのが良い。
本当に願っているかどうか。人の思いの強さは現れた行動でしか計れない。