『金子みすゞ童謡集』からの賢者の言葉☆
『みんなちがって、みんないい』
天才童謡作家金子みすゞさんの詩です。
本日はちょっと変わり種ですが。
というのも、先日長門市に行く機会があって
詩人金子みすゞの生まれ故郷山口県長門市仙崎を
訪れました。
金子みすゞ記念館というところがあり、そこで
この本を買ったのです。素晴らしいですよ。ほんとに。
そのなかの「私と小鳥と鈴と」という詩のなかの一節です。
なんかじーんときたので紹介しました。
自分はだれ誰より劣っているとか、優っているとか
そんなことを毎日毎日考えていると、
疲れますよね。
でも、社会に出ると、そんなことばっかり考えてしまいますよね。
でも、結局はみんな違う。それぞれでいい。
周りの目を気にして、自分を偽ってみたり、
自分の存在を誇示するために、誰かをさげすんでみたり。
そんなことが、本当に馬鹿らしくなりました。
そんなことを考えさせてくれた賢者の言葉でした。
ちなみに、金子さんは昭和5年に26歳の若さで亡くなっています。
なんと今の自分より年下!驚きです。
あ、詩、全文紹介しておきますね。
「私と小鳥と鈴と」 金子みすゞ
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
『「働きがい」なんて求めるな!』牧野正幸著からの賢者の言葉☆
『丸投げ環境でこそ成長できる』
牧野正幸さんの言葉です。
私は発展途上の会社の支店に勤務していますが、
「会社ってこんなん?」
っていうほど、何もないです。
何もないってのは、「マニュアル」や「やり方」のことです。
現場も手探りですし、通常指示を与えてくれるはずの
本社事業部も、どう展開していくのか分かっていない。
最近、あるターゲットに絞って営業をかけろと言われていますが、
指示はそれだけ。営業で使うツールもなにもなし。
自分で作るか、何も持っていかないかしかありません。
まあ、誰もやったことのない仕事ですから
当然なんですが。
ベンチャー企業みたいな感じです。
でも、ふと、おもったのです。
これって自分にとっていい環境なのかもしれないと。
誰もやり方がわからない中で、
本当に手探りでやるっていうのは、
きついですが、なんかサバイバル根性のようなものでてきて、
何となく楽しいのです。試行錯誤の毎日が、
脳みその刺激になっているきがします。
こんな
「丸投げ環境」
って、もしかしたら神様が与えてくれたのかもしれません。
そう思って明日もトライ&エラーの営業に行ってきます。
ちなみに前回かいた商談ですが、
口下手な自分でも驚く一時間半の商談になりました。
一人対病院の院長、事務長、課長三人とのがっぷり四つの商談。
終わった後はぐったりしましたが、なんか気持ちが良かったです。
まずいところもあったので、それはきちんと反省です。
明日もまた商談です。
うまくいくといいなと思います。
それでは
ゆずぴっつでした。
あ、最後に、
この本とても面白いです。
軽妙な語り口なんですが、
全部がガツンとくる。
あんまりこんな本ないと思います。
かなりお勧めします☆
「野村の流儀」野村克也著からの賢者の言葉☆
『プロとは
当たり前のことを当たり前にできる人間をいう』
野村克也さんの言葉です。
さらっと、当たり前のことなんだけど、
やっぱり納得ですよね。
いろんなプロの定義はあるとおもうけれども、
この定義はすっと入ってきますね。
仕事をしている限り、その道のプロである。
顧客はプロとしての私から、提案を聞きたいんですよね。
プロの私と仕事をしたいんですよね。
そこを忘れちゃいかんのですよね。
僕の好きなマンガで、
「とろける鉄工所」という漫画があります。
その中で、元やくざの鉄工所員のことばが印象的でした。
「この仕事は、始めた時からプロなんだ。
そういう意識をもて」
みたいなセリフなんです。ギャグ漫画で、面白いマンガなんですが、
妙にこのセリフだけはがつーんときました。
自分はプロ意識を持って日々の仕事にまい進しているか
そんなことを考えさせてくれた本日の賢者の言葉でした。
あした、商談があります。
病院の院長、事務長に対しての商談です。
気合い入れてプロ意識を持ってのぞみます
ゆずぴっつでした☆