リハビリテーション勉強会を実施しました!! | 竹川病院オフィシャルブログ

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竹川病院は確かな医療と質の高い看護・介護ケアを提供する、総合リハビリテーション病院です。

こんにちは!

 

5月18日に当院では、                               

日本大学医学部リハビリテーション医学分野の

新見昌央教授をお招きして、

『急性期~回復期リハビリテーション治療に

おけるリスク管理』についての

ご講演をいただきました。

 

 

今回は、コロナ感染症が流行して以来の

大人数が一堂に会して行う勉強会となり、

日本大学医学部のスタッフの方々と当院職員の

計99名がリハビリテーション室に集まり、

さらにオンラインでも28名、総勢で

100名を超える参加者となりました!!

 

 

 

新見教授は、まず

リハビリテーション治療におけるリスク管理とは、

リスクが高い患者様に対してリハビリテーション治療を

中止したり安静にすることではなく、患者様の

全身状態を正確に把握し、リハビリテーション治療に

よる生理学的・生化学的変化を予測し最適な強度の

訓練を行うことが真のリスク管理であると考える。

とご説明され、勉強会はスタートしました。

 

以降も回復期の病状に対してのリスク管理を、

症例も交えて説明していただきました。

 

 

最後に、患者の全身状態が安定しておらず、

疾患も多種多様な中、リハビリテーション治療に

よって患者様が合併症を引き起こさないように、

患者様の疾患や病態に応じて許容できる最大の

負荷量を定め訓練を組み立て、どのような

合併症があるのかも把握し対処する必要がある」

と話され講演は終了しました。

 

 

4月に入職したスタッフは、

「今回学ばせていたたいだ事を今後は仕事の中で

様々な症例、疾患をみさせていただいて蓄積し、

仕事に生かせるようにしていきたいです!!」

と意気込みを語っていました。

 

 

今回は、リハビリテーション治療に

おけるリスク管理を学ばせていただく

良い機会となりました。ニコニコ