こんにちは、検査科です
今回は感染症についてお話します
感染症にかかり病原体がからだの中に侵入すると、
病原体からからだを守るために
防御担当の細胞が働き始めます
その細胞たちを助ける働きをするのが
CRP(C反応性たんぱく)です
そのため感染症にかかったり、
炎症が起こるとCRPが増加します
また同時に、体内に侵入した細菌や
ウイルスと戦うために免疫担当の細胞である
白血球も増加します
白血球はからだの中を流れる血液細胞の一つです。
白血球はその特徴や働きから
顆粒球(好中球・好酸球・好塩基球)、単球、リンパ球の
3系統に分類されます。
感染症では特に好中球が重要で、
細菌やウイルスの殺菌に直接関わり、
生体防御の中心的な存在です
このようにCRPと白血球は感染症に対する
からだの防御反応の際に増加するため
炎症反応の指標として活用されます
(検査科)