こんにちは検査科です
寒い日々が続いていますね
冬はコロナだけではなくインフルエンザなど
様々な感染症に罹患するリスクが高まる季節です
感染症を予防するためには
手洗いうがいだけでなく、消毒液を使って手指を
しっかりと消毒することが大切です
今回は消毒液の中でも身近なアルコールについて、
お話ししたいと思います
アルコールには、エタノールやメタノールなど
色々な種類がありますが一般的に消毒用として
使用されているのは「エタノール」です。
これはお酒と同じ成分です。
「お酒と消毒用アルコールは何が違うの
消毒液はお酒の代わりにできる」と
質問をうけたことがありますが、
消毒液は飲酒目的では作られておらず、
お酒として飲めないようにするための成分が
含まれていることもあり、飲用すると大変危険ですので
飲むのはお酒として売られている
アルコールだけにしてくださいね
アルコールは手指の消毒だけでなく、
ドアノブやテーブルなど普段よく触れる物の
消毒にも活用できます
こまめに消毒液を使用し身の回りを清潔に保ちましょう
ただし、プラスチックや革製品は
アルコールにより劣化してしまうため注意が必要です
消毒に適しているアルコール度数は、70~80%とされています。
これ以上度数が高いアルコールは、
揮発性が高く消毒液として機能する前に蒸発してしまいます
アルコールによる手指消毒のポイントは
①液が乾くまでしっかりとすりこむこと
②まんべんなく全体に塗り広げること
です。
特に、指先は日頃から色々なものに触れる部位にもかかわらず
消毒液がいきわたりづらく、意外とおろそかになりがちです
意識して消毒するようにしましょう
ぜひ参考にしてくださいね
日々の生活の中で消毒液をうまく活用し、
寒い冬を健康に過ごしましょう
(検査科)