こんにちは、検査科です
今回は普段私たち臨床検査技師が様々な場面で
使用しているピペットについて説明していきたいと思います
・ホールピペット
一定体積の液体を取り出すための器具で、
別名、全量ピペット、定容ピペットなどとも呼ばれています。
ピペットの中で最も精度が高く、研究室などでも用いられます
・駒込ピペット
安全に容易に適量の液体を採取できる
珊珪酸ガラス製のピペットで、香水やアロマオイルの調合、
充填、実験、試作などにも使われています。
ピペット本体に細かいメモリが刻まれているので、
少ない量の液体を吸い取ることが出来ます
・メスピペット
メスピペットは、一定体積の液体を取り出すための器具です。
ホールピペットは表示体積のみしか
量り取れないのに対して、メスピペットには
複数の線が入っており、1本で採取量を調整できます。
ホールピペットよりも精度は劣りますが
大学の実験でも用いられるものです
・マイクロピペット
生化学実験などで少量の液体を量り取るときに使う器具です。
主に1mL以下の液体を取るときに使います。
マイクロピペットは種類によって取れる
容量が決まっており、採取したい容量に合わせて
数種類を準備するのが一般的です
このようにピペットにも様々な種類があるので
皆さんも興味があったら調べてみて下さい
(検査科)