こんにちは~
今日のオアシス食堂は月に一度の薬膳料理です
毎月、入所者様のお誕生日食として、健康を願い、食べて気持ちも身体も元気になるご馳走なんですね
今日は暑いと思ったら、27.5度もあったんですね~
気温が上がり、夏本番を迎えようとしているこの季節、今回は1年を通して暑い国であるタイの料理を、日本人が食べやすいようアレンジし、薬膳に取り入れました
今回のピックアップ食材は「茯苓粉(ぶくりょうこ)」、
カオマンガイ(茹で鶏のあんかけ御飯)の調味に使用しました
ナンプラーやパクチー、ココナッツミルクといった、タイではよく使用される食材も使用した薬膳をお楽しみ下さい
茯苓粉(ぶくりょうこ)
サルノコシカケ科「マツホド」の菌核。マツホドは、アカマツ・クロマツなどのマツ属植物の根で育つキノコの一種で、宿主のマツ類が枯れ、3~5年経過したあとの地下15~30cmの根に菌核を形成します。菌核は、コブ状のしわがある暗褐色の塊で、大きいもので径30cmほど。通常、外層を取り除いた白い部分を、茯苓として用います。立ち枯れた松の木の根から見つかる大きな塊は、松の木の精霊が伏してできたものと考えられたことから、「伏霊」と名付けられ、転じて「茯苓」となりました。
キメが細かく、噛むと歯にネットリ付着するものを良品とし、性味は「平」「甘」「淡」。湿を取り除き水分代謝を促す、胃腸の働きを促進し精神を安定させる働きがあり、小便不利、むくみ、めまい、食欲不振、胃内停水、不眠、不安、健忘などに応用されます。淡白でくせのない味であり、粥や薬酒、煎服のほか、粉末にしてパンや蒸し菓子などに入れても美味です。
はい、こちらです
お品書き
カオマンガイ(茹で鶏のあんかけ御飯)
鶏がらと共にじっくり煮込んだ鶏肉に甘辛いあんをからませ、ご飯にかけ、彩り野菜をトッピングしました
カイトゥン(タイ風茶碗蒸し )
エビと豚肉の旨味を卵でとじ込め、パクチーと生姜の香りがアクセントとなっています
ヤムウンセン(春雨サラダ~くるみをのせて~)
レモン汁で爽やかさを出しつつ、煎ったくるみの香ばしさが後味をひいています
※本当はカシューナッツの予定でしたが、諸事情でくるみになりました
ナムトゥーフゲーン(豆乳カレースープ)
ココナッツミルクを入れることで、コクとまろやかさを演出し、カレー風味が食欲をそそります
グリーン&ゴールドキウイ
グリーンキウイは、酸味と甘みのバランスが良く、ジューシーな食感です
ゴールドキウイは、驚くほどトロピカルで、ジューシーな甘みです ジューシー&ジューシーです
そしてこちらがミキサー食です
春雨サラダのイカは、柔らかいムース状のイカ風味の食材を、軽く炙りこんがり焦げ目をつけています
焦げ目が付いてるだけで、よりいっそう美味しそうです
実際とっても美味しいのですが、「視覚」で「美味しそう」と思えることって、とても大事だなと感じます
調理員さんの、ミキサー食の方々にも、少しでも食事を楽しんで頂きたいという想いを、このひと手間に感じますね
次回のご馳走は、7月5日(水)
ご当地グルメフェア「美唄のとりめし」です
楽しみにしていて下さいね