老健嚥下チーム「発声練習」について | 大泉学園複合施設オフィシャルブログ

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大泉学園複合施設は、練馬区の地域包括ケアモデルの中核を担うことを目指した病院・施設です。

 

こんにちは。老健嚥下チームです!

 

最近の老健では、お食事の前の口腔体操の際に

北原白秋の「あめんぼのうた」をご利用者様と共に復唱しています。

 

発声訓練は大きな声を出すことで、喉が鍛えられ、誤嚥予防に繋がります

そのため大きな声を出せるカラオケや朗読など、

ご本人様の興味のあるものを提供し習慣化出来る事を大切にしています。

 

また、発声練習をする事でお食事前にしっかりと起きて頂き、

安全に美味しくお食事を摂取して頂ける様にサポートしています

 

この「あめんぼのうた」は元々当施設の歯科衛生士が

ご利用者様に自主リハビリの一環としてお渡ししていたものなのですが、

興味を持たれるご利用様も多く集団体操で行う時間を設けました。

 

以前、ご自宅退所されたご利用者様が発生訓練として「あめんぼのうた」を継続されていました。お孫様が授業で「あめんぼのうた」を学んだ事で、

ご自宅にてお孫様と共に復唱され再入所時には暗記されていたお話もありました。

お孫様と共に復唱されているご様子を想像すると、とても心が温かくなりましたニコニコ

 

ご利用者様の「今したい事」に寄り添い、笑顔あふれる楽しい時間をお過ごし頂けます様、

寄り添うケアを行ってまいります

 

新年度を迎え、新たな仲間と共に各メンバーの専門性を活かし、

メンバー間・スタッフに向けての勉強会を行い、

質の高い食支援を提供出来るように頑張りますキラキラ