こんにちは、老健嚥下チームです
5月は昨年同様、よい姿勢で食事をとることについてのスタッフ勉強会を行いました
よい姿勢で食事をすることには、3つの利点があります
ひとつめは「安全に食べることができる」です。
姿勢が崩れてしまうと、食べ物を噛んだり、口からのどへ送り込んだりする能力が減少します。高齢になると筋力が低下している方が増えます。食べたり飲んだりする時にもたくさんの筋肉を使います。それらを有効に活用して食事をするためには、よい姿勢は必要不可欠なのです。
ふたつめは「安楽に食べることができる」です。
がんばらないと維持できないような無理な姿勢は、無駄に力が入ってしまうため、疲労を増大させてしまいます。それでは食べることに集中できず、食べたくても最後まで食べることができません。反対に、楽な姿勢は、食べることにエネルギーを使うことができるので、安全に食べることにもつながります。
みっつめは「自立できる」です。
高さのあったテーブルと椅子で食べることで、皿の中のものがよく見え、すべての食べ物に手が届きます。食べ残しが減り、皿を入れ替えるなどの介助が不要になります。また、テーブルと椅子の距離を近づけると食べこぼして衣類を汚すことも減ります。自分の力で食べることが食欲増進をもたらすこともあります。
よい姿勢については、以下の記事をご参照ください
https://ameblo.jp/kenikukai-nerima/entry-12745559186.html?frm=theme
食べている時の姿勢をぜひ意識してみてくださいね
【参加者の感想】
姿勢で食べやすい・食べにくいは、自分でも感じることなので、ご利用者様をみて調整
できるようにしたい
スタッフ全員で気づき発信しあって、継続できるようにしたい