こんにちは
ねりま健育会病院の看護部です
今回は、健育会グループで取り組んでいるファミリーファーストの活動についてご紹介させていただきます
突然ですが、ご自身やみなさんのご家族が入院された時のことを思い出してみて下さい
メール ・ LINE ・ 電話などで連絡をとる機会が増えることが多くなると思います
また新型コロナウイルス流行後においては、やむを得ずご面会が出来ない医療機関が少なくないため、患者さんとなかなかお会いできないご家族も多いのではないでしょうか
ご家族にとっては、入院されている大切なご家族=患者さんが
どんな入院生活を過ごしているの
リハビリは、どんなことをしているの
など、入院生活においてのご心配や疑問も多いかと思います
そこで
病院や施設毎に活動内容はそれぞれ異なりますが、ねりま健育会病院で実際に導入されているファミリーファーストの活動をご紹介します
実際の活動内容は、主に
病院からのお知らせなどメーリングリスト(※1)を活用して、ご家族へ配信
入院生活の様々な場面をお写真に収めたアルバムを、退院時に患者さんへプレゼント
などが挙げられます
※1: メ―リングリストとは??
電子メールを利用したコミュニケーションツールです。
複数の人に同時に電子メールを配信(同報)する仕組みのシステムのことを指します。
なかでも今回は、後者の取り組みに注目してご紹介いたします。
このアルバム作成は、看護部のスタッフ(病棟クラーク) が担っており、
撮影 → 現像 → アルバム作成 まで一連の工程をしています
撮影
写真は主にリハビリの様子を撮影しています
また納涼祭や敬老祭などのイベント開催にもパシャリ
撮影にあたり同意書をご記入いただいております
ご入院時において、アルバム作成をご希望されるか否かの確認を病棟クラークより行います。ご希望された患者さんには同意書をご記入いただいたうえで、撮影を行っています
現像
病棟内にある写真専用プリンターでお写真を1枚1枚、現像しています
アルバム作成
撮影時の簡単な解説が書かれている挿絵とともに、で撮ったお写真をアルバムにいれます
【 アルバム担当スタッフ(病棟クラーク)へ、アルバム作成についてのお話を伺うと・・・ 】
退院当日の朝、アルバムをお渡しした際にご家族より
新型コロナウイルスの流行後、「面会が出来ないから有り難いです」
お祭りなどのイベントのお写真をご覧になり「こんなこと(=イベント)もしていたのですね」
とお声をいただくこともあるのだとか・・・
【 取材を終えて 】
プレゼントさせていただいたアルバムが、患者さんとご家族とのコミュニケーションにおいて1つのツールになっていることがわかりました
また病棟クラークは、各病棟に1人ずつしかいない為とても多忙です。時間を割いて、患者さんお1人お1人にあった、アルバム作りは決して容易ではありません。アルバム担当スタッフへインタビューをした際に、「アルバムをご覧になったご家族より、(上記2つのような)感想をいただけると撮り甲斐があります」と笑顔で話をしてくださったのが印象的でした
今回の投稿は、ここまでです
それでは次回のブログでお会いしましょう