みなさん、こんばんは
ねりま健育会病院の看護部です
さて、本日10月8日は何の日かご存知でしょうか
正解は・・・
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今日は、入れ歯感謝デーです
えなんでどうしてと思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
理由は、簡単です
10月8日 → 1(イ)0(レイ)8(バ)
と数字の語呂合わせになっています
ちなみに、この入れ歯感謝デーを作ったのは、日本歯科技工士会なのだとか
この記念日には、“歯の健康が人々の暮らし・心の健康へと繋がること・そしてこれからの時代に使う人が自分に最適な入れ歯を手に入れるために若い世代から入れ歯の知識を持って欲しい”という歯科技工士の思いが込められているそうです。
そこで今回の投稿では、
入れ歯をご利用中の入院患者さん
当院スタッフの歯科衛生士
のご協力いただき、当院における入れ歯についての取り組みをご紹介したいと思います
まず初めに、みなさん入れ歯をご覧になったことはありますか
【 ご自身が入れ歯を使っていない場合 】
入れ歯をご利用なさっているおじいちゃん・おばあちゃんがご家庭にいらっしゃる場合、お手入れ時など入れ歯をご覧になる機会も多々あるかもしれませんね
逆に、あまり入れ歯に馴染みがない方は、テレビのコマーシャルで入れ歯洗浄剤とともに映っているくらいしか、ご覧になる機会が乏しいのではないでしょうか・・・。筆者の私自身も、後者に当てはまります
入れ歯を使用するには欠かせない作業があります
それは入れ歯に対する日々のお手入れです
入れ歯のお手入れの際に、必要な一般的なグッズがこちら
入れ歯洗浄剤【錠剤タイプ】(右)
洗浄中に使用する入れ歯ケース(中央)
入れ歯を磨くためのブラシ(左)
しかし
ご病気やお怪我によって両手を使うことが難しい患者さんの場合、上記(通常)のお手入れグッズではお手入れが困難な場合があるのです
そこで当院で実際に使用されている便利グッズはこちら
入れ歯洗浄剤【顆粒タイプ】(左)
洗浄中に使用する入れ歯ケース(中央)
入れ歯を磨くための自助ブラシ(右)
ケース以外の2品が異なりますね
1つずつ、ご紹介しますと・・・
まず、入れ歯の磨くための自助ブラシ。
この自助ブラシの2つの吸盤部分を洗面台などに張り付け、立たせます。
そして、取り外した入れ歯を自助ブラシに擦り付けて洗うのです
次に、入れ歯洗浄剤の【顆粒タイプ】。
こちらは、1回逆さまに傾けると1回分の量が出てたまります。
そして、1回分を出す度に次の分量が計量キャップ部分にたまる仕様になっています
実際に、当院に入院の患者さんにもご協力をお願いし、入れ歯のお手入れの様子を取材させていただきました
片手でキャップを開けてから・・・
自動的に計量された1回分の入れ歯洗浄剤をフリフリ
なんとも便利な仕様ですね
歯科衛生士のスタッフにお話しを伺うと・・・
当院では、ご入院中から退院後の生活を見据えて、ご自宅に帰ってからお1人でお手入れ出来るように、練習を重ねているそうです。
入院中からご自身で入れ歯のお手入れを実践していれば、ご自宅で実際にお手入れする際も安心ですね。
入れ歯についての投稿は、ここまでです
このブログをご覧になられた方が、少しでもお口の健康について考えていただける機会となりましたでしょうかもしそうなったのであれば幸いです
それではまた、次回の投稿でお会いしましょう