すっかりご無沙汰していました
摂食嚥下支援チーム、摂食嚥下障害看護認定看護師のWです
嬉しい話題を提供させていただきます
摂食嚥下支援チームメンバーの一人、管理栄養士のSさんが
先日、行われた「日本摂食嚥下リハビリテーション学会の認定士」に合格しました！！
Ｓさん、おめでとうございます
この日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士は
「摂食嚥下リハビリテーション計画を理解し、それに従って摂食嚥下訓練を実施すると共に、その経過や結果を指示者に報告する能力を有し、同時にリスク回避に関して必要な知識と技能を有することを認定水準とする」とあります
年に一回、愛知県で試験が行われており5年ごとの更新が必要です
また、試験の内容は摂食嚥下障害の病態、摂食嚥下に関わる嚥下関連筋、摂食嚥下障害に影響する薬剤などなど専門分野以外も含め広範囲にわたるもので、大変難しく覚えるのも大変な試験なのです
ちなみに私も認定士の資格を持っていますが、摂食嚥下障害看護認定看護師の資格を持っているので、試験免除でした
現在、ほとんどの病院や施設で提供される病院食は、この学会で作成した「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021」を基準に作られています
食事だけでなく、日本の摂食嚥下障害へのリハビリテーションやケアは、
日本摂食嚥下リハビリテーション学会の活動から広まっているのです
管理栄養士のSさんは摂食嚥下障害に非常に関心が高く、
知識も豊富であり、頼りになるのです
これからも患者さんの「食べる」を支えていきたいと思います
よろしくお願いします