こんにちは
3月11日(土)東京コンファレンスセンター・品川にて
『第11回健育会グループ 看護・リハ研究会』が開催され、
当院から 看護部1題、リハ部1題 発表してまいりました
午前中は、
NPO法人 口から食べる幸せを守る会
理事長の小山先生の
「口から食べる喜びをサポートする包括的スキル」と題した特別講演を拝聴しました
口から食べることをあきらめない、患者の小さな変化を見逃さずに、包括的にアプローチすることが重要であると、教えていただきました。
↑↑↑先生の著書です。
この中に、食べるためのアセスメント視点と包括的スキルがセットになったツールが載っています。
この著書を参考に、当院でも多職種で「口から食べる」の現状と課題を明らかにし、取り組んでいきたいと思います。
私たちの大事にしている「人間の尊厳」につながる大事なところですね。
そしてなにより、小山先生の情熱に心を打たれました。
小山先生、ありがとうございました
今日は、看護部の発表を中心に報告します
(リハ部は後日お知らせします。)
今回は看護部より7名で参加し、勉強させていただきました。
会場入りし、すぐに写真撮影
まだ、リラックスしています
写真左が発表者の小山さん。
発表前にパソコンの動作確認をしています。真剣!
着席前の会場の様子。全施設が集合しますので、圧倒される数です
当院は看護部7発表中第4席目(・Θ・;)
↑↑↑発表が始まりました
テーマは
「医療療養病棟におけるスキン-テアハイリスク患者の発生要因の調査」
高齢者に多いスキン-テアに着目、
既存のリスクアセスメントから医療療養病棟のハイリスク患者を抽出し、さらに発生者と非発生者に分類し、発生者の発生要因を探る、という調査を行いました。
結果、医療療養病棟スキン-テアハイリスク患者は、年齢が高い、FIM合計点数が低い、ブレーデンスケールが低い患者にスキン-テアが発生していたことがわかりました。
この結果を、臨床での予防ケアに役立てると共に、今後も研究を続け、信頼性や妥当性を検証していきたいと思います(^∇^)
以上、緊張の中、無事に発表を終えることができました
小山さん、お疲れ様でした
その他、他病院の研究発表―
冠動脈CTにおける検査イメージが患者に与える効果
回復期リハビリテーション病棟におけるベッド・車椅子間移乗時見守り解除アセスメント指標の検証
FIM『トイレ動作』に着目した動作自立への考察
e-ラーニングの学びを実践に生かすためのグループワーク効果
看護・ケア計画一元化の継続による介護職員の行動の変化
温泉を取り入れた足浴が睡眠に及ぼす影響
様々な視点での研究発表は大変勉強になりました
「独自性」と「一般化」を目指した健育会の発表会も11回目となりました。
今後も科学的な考え方、論理的思考での研究を続け、社会へ発信していきたいと思います
最後に参加者全員で撮影
おつかれさまでした