こんにちは
登米ひまわりの作業療法士の菅原です
先日はノルディックポールを使ったストレッチについて説明いたしました。
前回の記事はこちら
今回は第三弾ということで、ポールを使ったストレッチについて説明します
ところで
ストレッチには2種類あるのをご存知ですか
一つ目は
ダイナミック(動的)ストレッチングです
伸ばしたい筋肉と反対の作用を持つ筋肉を動かすことで、目的とする筋肉を動かしながらストレッチする方法です。
二つ目は
スタティック(静的)ストレッチングです
筋肉を持続的に伸ばすことで筋肉の緊張を解く方法です。
その中で、訪問看護を利用する方でも比較的実践しやすいストレッチを紹介します
①背中ストレッチ
前にポールをつき、背中を伸ばしていきます。
②体幹側部ストレッチ
横に体を倒します。
これらがスタティックストレッチングになります
③肩甲骨入れ替えストレッチ
左右交互に前後にポールを倒し、肩甲骨の引き寄せと突き出しを行います。
④平泳ぎストレッチ
両腕を前方に大きくリーチし、平泳ぎのようにかきます。
これらがダイナミックストレッチングです
本来は立って行うのですが、安全面に考慮して座って行いました
2本のポールを使うことで支持基底面が広がり
本来は姿勢を保持できないようなところまで体を伸ばすことができるのがポイントです
肩こりの改善にも効果がありますので、ぜひお試しくださいね
(参考資料:NPO法人 日本ノルディックフィットネス協会 テキストより)