みなさん、こんにちは
訪問看護ステーションポプラです
連日、北海道らしからぬ暑さ
が続いている
今日この頃ですが、いかがお過ごしだったでしょうか
さて、この暑い中
熱中症を防ぐために
こまめな水分補給が大切ですが
水分補給に思わぬ落とし穴があるのです…
それが……
「ペットボトル症候群」 です。
医学的には清涼飲料水（ソフトドリンク）ケトアシドーシス
といわれ、
糖分が含まれている清涼飲料水の日常的な大量摂取が原因
で、血液中のブドウ糖やケトン体などの濃度が異常に高くなり、
さまざまな障害を起こします
多量の清涼飲料水による糖分の過剰摂取によって
血糖値が上昇すると…
からだは糖を薄めようとするため、
さらに水分を欲して
喉の渇きが生じます
そこで清涼飲料水を飲んでしまうと、さらに血糖値が上昇
するという悪循環に陥り
倦怠感や
意識障害など糖尿病のような症状を起こして
しまうのです
◎ジュースにはどれ位の糖分が入っているのか？
ペッドボトル飲料（500ml）当たりの糖質
スティックシュガー1本（３ｇ）で表すと
こんなに糖分が入っているのです
「ペットボトル症候群」にならないためのポイント
水分が補給できればどんな飲み物でもよいわけではなく
・糖分の多い甘い飲み物は1日500ミリリットル程度に抑える
・喉が渇いた時は糖分を含まない水やお茶を飲む
・購入時には成分表示（糖質量）を確認する
と良いでしょう
水分補給の際には、糖分には十分に気をつけ、
しっかり水分補給をして
残暑を乗り越えましょう