第54回北海道作業療法学術大会で座長、5演題発表、最優秀演題賞を受賞!! | 花川病院のブログ

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 2024年6月22~23日に北海道千歳市北ガス文化ホールにて第54回北海道作業療法学術大会が開催されました。

学会テーマは「生活行為。その先の共創」として、約400名の作業療法士が集まりました。

当院からは5名の演題発表を行いました。また、脳血管障害のセッションの座長を務めさせて頂きました。

 

口述④身障・中枢IIの5演題の座長を当院教務主任の片桐OTが務めました。フロアーの皆様のご協力もあり、無事にセッションを終えることができました。

 

 

 

 

続いて、本大会第1セッションのトップバッターの佐藤淳一郎OTが

演題名「小脳損傷後の認知機能障害によりリスク管理が困難だった一症例」を発表しました。

とても緊張した様子でしたが、予演会の練習通りに落ち着いており、とても聞きやすく良い発表でした。

 

 

 

 

続いて、今回は座長+演題発表という重圧の中で、片桐OTが

演題名「右中大脳動脈M1閉塞に伴う左半側空間無視と左重度麻痺側上肢における治療選択の再考」について報告しました。

当院の診療フローチャートを活用した症例報告を行いました。

 

 

 

続いて、学会発表が初となる中内OT演題名「脳卒中重度上肢麻痺に対してアルゴリズムフローを用いた訓練効果」

を発表しました。今回が初の学会発表でしたが、質疑応答も落ち着いており、笑顔も見られました!質問にも的確に答えており、安心して聴講できました。

 

 

 

続いて、老健オアシス21の小島OT主任演題名「MTDLPを活用し“意味のある作業”である仕事を再開することが出来た1症例」を発表しました。対象者が再び仕事を再開するまでのプロセスを丁寧にまとめ、作業療法の強みであるMTDLPを使用しました。

 

 

 最後は、今年の学会では新人OTの学会発表を経験して頂く目的で、道内の大学から1名づつメイクデビューセッションとして発表する機会がありました。当院からは新人の山本日実子OTが卒業研究を発表しました。 演題名「認知症患者の主観的幸福感が改善した我が国の作業療法の文献検討」を発表しました。6演題の新人が発表し、なんと、「最優秀演題賞」を頂きました。おめでとうございます!クラッカークラッカークラッカー合格合格合格拍手拍手拍手

中央が今回受賞した 山本日実子OT

 

以上、充実した2日間を過ごさせて頂きました。今後もリハビリテーションの発展と臨床活動や知識、技術の向上を目指して努力して行きます。各自今後の目標や課題が見えたと思いますので、次の学会に向けた準備を開始して行きます!アップアップアップウインク

 

リハビリテーション部