みなさん、こんにちは毎月院内向けに発行している「花川病院DIニュース7月号」をブログでご紹介します
今月は、薬の保管についてまとめてみました
みなさんは家に持ち帰ったお薬を普段どのように保管されていますか
お薬を冷蔵庫に入れておけば長持ちすると思っている方もいらっしゃるのでは
お薬は、食品と同じように、それぞれ適した環境が異なります。いま一度、お薬の保管方法について見ていきましょう
お薬の保管には以下にあげる6つのポイント
があります。みなさんは守れていますか?
1.高温・多湿・直射日光を避ける
2.冷所保存の指示がある場合は冷蔵庫に保管する
3.お薬以外のものと区別して保管する
4.お薬は容器を移し変えないように保管する
5.古いお薬は捨てる
6.子供の手の届くところにお薬は置かない
また、服用薬の一包化*調剤を希望する方も少なくありません。一包化された薬は既製の状態に比べて、より保管環境の影響を受けます。更にお薬の中には湿気に弱いなど、一包化調剤に適さないものもあります
湿気に弱い薬なども含め一包化が必要な場合には分割調剤というサービスを利用するのがいいでしょう
お薬の劣化を考慮し複数回に分けて調剤する方法です。料金がかかってしまいますが、必要があって服用するお薬ですので安全に、効果的に服用して頂きたいです
。
*:一回に複数の薬を服用する場合などに、まとめて一袋にしておくこと
いかがでしたでしょうか?DIニュース本誌では、分割調剤ついても詳しく説明していますお薬の効果を適切に発揮できるよう、正しい方法で保管することを習慣づけて頂けたらと思います。何かわからない事があれば、花川病院の薬剤師にお気軽にお尋ねください
。(薬局 室内)