11月9日に理学療法士の前田がTOYOTA東京本社において開催された第8回ウェルウォーク研究会にて事例報告をさせて頂きました。
午前の基調講演では藤田医科大学、才藤教授より運動学習に関する講義(歩行におけるknowledge of result、knowledge of performanceの考え方)がありました。また最新の研究結果として装具群と比較してウェルウォーク群は歩行FIM5まで達成するスピードが1.8倍程度早く、入院中に歩行FIM6まで達成するパーセンテージが2倍程度であったとの報告もありました。
午後からは事例報告を通して他施設とのディスカッションが開催され、ウェルウォークの運用に関して工夫点やロボット設定・課題設定を共有し、それぞれ工夫していることが分かりました。
また次世代機ww-2000の紹介もあり、今までのww-1000がマニュアル車だとすると、ww-2000はセミオートマ車になるとのことでした。オートマ車や自動運転になるわけではなく、あくまでも理学療法士の役割として課題設定のデザインが求められます。
今回特にウェルウォークの運用に関してのヒントや自分の役割等を改めて考える事が出来ましたので、今後ウェルウォークの運用を当院で適切に進めて行くことにより、皆様に貢献していくことが出来るよう頑張っていきます。
リハビリテーション部