薬局よりDIニュース(12月号)のご案内です | 花川病院のブログ

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みなさん、こんにちは 薬局より、毎月院内向けに発行している「花川病院DIニュース11月号」をブログでご紹介しますニコ今月のトピックスは「アルツハイマー型認知症と薬」です鉛筆

 

認知症にはアルツハイマー型、血管性、レビー小体型、前頭側頭型といった様々なタイプがありますが、アルツハイマー型認知症が最も患者数が多く、全体の6以上を占めていますキラキラ

 

アルツハイマー型認知症は、脳内で特殊なタンパク質異常が起こり、神経細胞が破壊されることで、知能や身体全体の機能が衰えてしまう病気です真顔あせる

現在、アルツハイマー型認知症の薬には、根本的に病気を治療する薬はありません。認知機能を増強し、少しでも病気の進行を遅らせるための薬物治療が中心です。治療薬の種類は、作用メカニズムから以下の2つに分類されますウインク薬

 

コリンエステラーゼ阻害薬・・・脳内での神経伝達物質(アセチルコリン)が減るのを抑え、情報の伝達をスムーズにするお薬です。

 

NMDA受容体拮抗薬・・・脳内の神経シナプスでの過剰なカルシウムイオンの流入を防ぎ、記憶の情報伝達を整えると共に神経細胞を守るお薬です。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?少しでも、インフルエンザのお薬について理解を深めて頂ければ嬉しく思います。何かわからない事があれば、花川病院の薬剤師にお気軽にお尋ねくださいね。(薬局 長谷川)