2017年8月11日～13日(3日間)に首都大学東京荒川キャンパスで行われた、理学療法士講習会（応用編）筋膜リリース-基礎から応用-に参加させていただきました。
筋膜リリースは最近メディアでも多く取り上げられているため、聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
筋膜リリースとは、過去から現在に至るまでの身体的な癖や生活環境、怪我や手術などから生じる、筋・筋膜の機能異常（筋膜の高密度化、基質のゲル化、ヒアルロン酸の凝集化）に対し、筋膜を正常な配列に再構築し、筋・筋膜性疼痛の解消、筋出力・柔軟性・運動パフォーマンス・ADLの改善を図るための治療法です。
2日間は9時から19時までと長丁場の研修でしたが、終了後には夜の浅草寺やスカイツリーに行く事が出来ました。昼の雰囲気とは大きく異なり、浅草寺の仲見世のシャッターはお店ごとに様々なペイントがされており、同じ場所でも訪れる時間帯が変わると見える景色が変わり、ほんのひと時ですが東京の下町風情を味わうことが出来ました。
同じ場所の痛みを訴えていたとしても、その原因は患者さんによって異なるため、その人の身体の歴史を紐解きながら評価と治療を行う筋膜リリースを、当院の患者さんへ還元できるよう研鑽し、今後もリハビリの質の向上に努めていきたいと思います。
リハビリテーション部