平成28年10月8日に「いしかり医療と福祉のまちづくりフェスタ2016」が行われ、「作業療法体験コーナー」を設置させて頂き、市民の方々と交流させて頂きました。
今年のフェスタのテーマは、「認知症」となっており、認知症に対して作業療法に出来ることをお伝えしました。
作業療法は生活支援のスペシャリストとして、記憶・注意力低下・感情面の変化などの様々な症状から起きてくる生活の中での困りの事をお聞きします。また、生活の中で困ることから認知機能面の問題を考えます。生活が不活発になると認知機能も低下してくるからです。
一方で、市民の方々とお話させて頂いた中で「作業療法」という認知度もまだまだ低いと感じることもありました。今後も認知症への理解を深め、頭の体操や体力づくりから趣味活動まで幅広く作業療法士の目線で「認知症であっても安心して生活できるまち」のため、石狩市民の方々・医療福祉介護の現場の皆様のお役に立ちたいと考えています。
フェスタ開催にあたりましてご尽力頂いた皆様に感謝致します。
リハビリテーション部