7月16日に札幌で開催された第15回北海道病院学会で理学療法士の森谷が発表させていただきました。この学会は北海道中の病院からリハビリ・看護・介護・事務などの医療職が幅広く集まり、それぞれの専門分野についての研究を発表する学会です。
私は、「回復期リハビリテーション病棟の歩行自立の基準の検討」「回復期リハビリテーション病棟の退院時転帰とＦＩＭの関係」といった内容で、２つの演題を発表いたしました。この発表のように、病院が過去数年に渡って蓄積してきたデータを分析し、日々の業務に役立つ情報を見つけ出すことも、医療関係者の重要な役割です。
また、今回の学会は幅広い職種が集まっていたため、他職種の方々の発表を聞く貴重な機会でもありました。花川病院を含め現代の医療機関では、多くの医療職が協力して患者様の治療にあたる「チーム医療」を実施しています。他職種の方の研究発表を聞き、普段悩んでいることや最新の情報に関して学ぶことは、チーム医療の実践に対して非常に役立つ経験でした。
今回の学会で研究したこと、発表を聞いて学んだことを、日々のチーム医療に活かしていきたいと思います。
リハビリテーション部