12月18日、花川病院褥瘡対策委員会が主体となり、褥瘡対策研修会を実施し45名の職員が参加しました。
今回、花川病院では高機能型エアマットレス「ネクサス」を導入したのをきっかけに体圧分散マットレスの正しい使用法を学びました。実際にエアマットレスを見ながら、エアセルの動きや仕組み、体重設定や背上げなど機能の意味や使用方法について説明を受け、熱心に聞き入っていました。また、マットレス上のシーツの敷き方について、これまではしわやズレが気になりしっかりと結んでいましたが、シーツの敷き方は「ルーズフィット」が原則であり、今後は改めていきたいと感じました。
筋緊張の緩和、姿勢の安定を保ち患者さんの苦痛を和らげるポジショニングについて演習を実施。効果的な枕の入れ方や体の緊張を取ることで、モデル役のスタッフからは「気持ちよくこのまま入眠できそう」という感想が聞かれました。
今後も褥瘡発生予防のため、適正な体圧分散マットレスの選定やポジショニングを実施してまいります。(に)