看護部 院内研修(。´・ω・)? | 熱川温泉病院のブログ

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静岡県の伊豆半島の東側、東伊豆町にある「医療法人社団健育会 熱川温泉病院」の公式ブログです。

2年目以降の看護師さんを

対象に院内研修開催

『療養病棟における医療区分・ADL評価表について』メモ

一般病床と療養病床の違いを簡単にいうと、

一般病床は「今必要な治療を提供する病院」で病気になりはじめた時期です。

療養病床は「療養生活を支援する病院」で病状が比較的安定。しかし

在宅で暮らすことは困難で日常的な医療ケアが必要な状態です。ウインク

療養病棟では、慢性期の患者さんに対し、

日々の医療必要度に応じた

「医療区分」及び「日常生活自立度(ADL自立度)」を包括的(総合的)に評価をすること

 と定められており、医療区分とADL区分の評価によって

入院患者さんの状態がどの区分に当てはまるかによって、

医療費が決められていますびっくり

医療区分は、3段階に別れていて、3が一番医療度が高く、1が一番低いということですスター

また、医療区分が病気や医療処置による分類に対して、

ADL区分は身体機能による分類となります。
①ベッド上の可動性 ②移乗 ③食事 ④トイレの使用 の4項目に対して、
手助けや見守りを受けずに自分で行える状況から、

すべての動きにおいて介助または介護を必要とする状況までを6段階に点数化し、

24点を最高得点として、ADL区分3段階と分類する事となりますあせる

   

『医療区分』は評価の単位が1日毎となっているものは1日毎に評価し、

『ADL』については原則月1回評価となりますが、

状況変化があった場合にはその都度評価を行うこととなりますひらめき電球

療養病棟は患者様の入院期間が長いため、

寝たきりでコミュニケーションを取ることができない患者様も多くいらっしゃいます。

長期的に関わることが多く、一人ひとりとじっくり向き合うことで、

小さな変化に気が付くことができます音譜

 

また、回復していく姿を近くで見守る事ができ、

患者様のご家族とも信頼関係を築いていくこともできますウシシ

そうしたことがやりがいに感じます愛飛び出すハート