北京冬季五輪スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢選手、金メダル獲得おめでとうございます
いや〜圧巻でしたね
コメントも平野選手らしくてとてもいい
世界中からブーイングが巻き起こった2本目の点数への怒りも「2本目の点数は納得がいかなかったけど、そういう怒りが自分の気持ちの中で最後に表現できたというか、良かったです」と落ち着いた言葉
一喜一憂せずに、ちゃんと自分の感情を客観的に見てコントロールしてるし、“怒り”の使い方を心得ていて、しかも“表現”という言葉に置き換えている
昨日のブログに書いた川村選手のコメントも立派やったし、本当に気持ちが良いです
そして今回はメダル獲得が成らなかった“ハーフパイプのレジェンド”ショーン・ホワイト選手の平野選手を讃える姿には本物の王者の風格が漂ってましたね
エアロビック選手達も見習いましょう
(お前が言うなって?笑)
さあ、ここでエアロビック競技選手に対する自分を棚に上げた『老害ノムラの戯言コーナー』です
エアロビック競技でたまに耳にする言葉で…
「審判がちゃんと見てくれてなかった」
「あの審判はいつも自分への点数が低い」
「あの審判は自分の事が好きじゃない」
「審判が私の所に全然回って来なかった」(フライトやね)
等々…
日本語にこんな文章があるのか笑
エアロビック競技だけの専門用語か笑
審判員に審査される“勝ち負けの世界”に自分から飛び込んでおいて、結果出てからギャーギャー騒ぐなって
今回の五輪で問題になってる出来事とは次元が違う
公式競技のトップクラスの選手からは聞いたことないけど、特にフライトからは聞こえて来るぞ
勝つ覚悟だけでなく、潔く負ける覚悟も五臓六腑に刻み込んでから舞台に挑むのがエアロビック選手
選手として普段から主体的に考えて行動し、自分自身とエアロビック競技を俯瞰して、“上手くいってるように見える人達”に惑わされないで、基礎練習を積み重ねていけば、そんな言葉は出ない
平野選手とショーン・ホワイト選手の言葉と行動は、勝つ覚悟だけでなく負ける覚悟も出来ている人間ならではの完成された芸術でしたね
北京冬季五輪の選手達を観ながら、競技人口が激減しているエアロビック競技と自分自身を照らし合わせてみる良いチャンスだと思います
この『老害ノムラの戯言コーナー』では沢山イヤミを言いますが、本人は叱咤激励のつもりですので、大きな心で哀れみながら読んでやって下さい