飲食店コンサルタント
売上アップアドバイザー 岡田です
今日は「大塚家具から学ぶ商売の在り方」についてお話したいと思います
大塚家具といえば
現社長の久美子社長と創業者である勝久氏
親子が考える会社の方向性の食い違いで決裂し
会社の争奪戦でメディアに取り上げられましたよね
結局、久美子社長が勝利を収められたのですが
今、大塚家具が危うい状態となっています
2019年第3四半期
売上高210億円
営業損益29億円の赤字
4年前には100億超えの現金が
現在22億円
このまま行くと来年3月で資金が底をつくと言われています
で
この数字を見て
何が見えてくるのか・・・・というと
売上規模ではなく
利益が大事 ということ
210億円の売上って
すごく儲かってるように見えて
内情は火の車なんて会社
ごまんとある ということ
私達、経営者って売上をもっと上げて
店舗を増やして
人を雇って大きくなることが目標だ
なんて思ってる経営者って多いと思います
でもよく考えてみると
何千億の売上だろうが
何兆円の売上だろうが
利益が出なきゃ容赦なく潰れる
待ったなしで排除される
ってことなんです
例えば
売上1000万のお店でも
利益500万
毎年、現金250万が残っている
こっちの方がよっぽど優秀です
商売って売上規模ではないんですね
商売していくら残ったのか?
これが1番重要なんです
で
会社を大きくする
この考え方に否定しませんが
なぜ大きくするのか?
理念があるのか?
大きくしないといけない理由は?
ここを明確にすることが大事
ただ儲かりたいから
お金はあるだけいい
だから会社を大きくする
これはすごく危険な考え方
なぜなら
お金には天井がないから
いくら稼いだって
目的に辿り着けないんです
だから
いくら欲しいのか?
金額を明確にする
なぜこの金額が必要なのか?
明確にする
このように考えてみると
そんなにお金って必要ありません
因みに
年収いくら稼ぐと
お金のことを気にせず
生活ができるのか?
知っていますか?
実は年収2000万だそうです
年収2000万と考えると
月収170万くらい
所得税、年金、健康保険等、引かれて
手取り100万くらい
例えば
総額1500万クラスの高級車
毎月15万のローンを組んだとして
残り85万円
東京タワーが見える
家族で住むマンション毎月40万の家賃
(買うと1億何千万くらい)
残り45万
毎週1回単価1万円の高級すし屋
家族でみんなで月額10万
残り35万
1年に1回家族でハワイ旅行(総額120万)
毎月10万
残り25万
買物(洋服関係)毎月20万円
残り5万
老後の保険積立毎月5万
残り0万円
わかります?
高級車に乗って
良い家に住んで
高級すし屋に行って
毎週買物できて
手厚い保険に入って
老後の心配がない状態
この他になにか求めるものありますか?
大体やりたいことが叶いますよね
こう考えると
何億もの年収って必要ないんですね
年収2000万程で十分なはずなんです
飲食店経営だと黒字の店舗
3店舗くらいではないでしょうか?
そう考えると
目指せなくはない売上規模だと思います
売上規模ではないです
利益が重要なんです
商売の在り方について
売上規模より利益が大事
あなたはこの話聞いてどう思いますか?
あなたなら繁盛できる!
応援しています! 岡田 健一