政治資金規正法の改正も、よくまあこれで改革したと言えるなあと思えるようなばかばかしい中身で終わってしまうようだ。ある程度予測はできたが、自民党もキシダもここまでとは思わなかった。相変わらず国民を舐めきっている。
そんな中で小沢一郎が何やら吠えている。敵に向かって吠えるのは結構だが、最近自分の党の幹部たちに向かって「頭がおかしいんじゃないのか。パーティー禁止法案を出しているのにパーティーをするなんて」と吠えている。言っていることは間違っていないが、けんじいは思う。「頭がおかしいのはお前の方じゃないか。」と。
民間だったら、社長や重役に向かって部下が公の場で「頭がおかしいんじゃないか」と言ったらどうなるだろうか。言うなら内部で激しくやってくれ。家族でこんなことを外に向かって言えばそれこそ、アホじゃないかである。
思い出すと小沢一郎という人物は作っては壊す名人だった。2012年に民主党がガタガタになった時、真っ先に党を飛び出して「国民の生活が第一」とかいう政党を作り、民主党崩壊のきっかけを作った。
そのくせ今度は多分維新も含めてなのだろうが「一緒になればすぐに自民党は倒せる」と大同団結を主張している。そしてこの発言である。一体何がしたいのか、けんじいにはさっぱりわからない。最初から分裂などせずに団結していれば国民民主だってできずに済んだのだ。
早速、産経新聞等は「久しぶりに野党の議員から正論が聞けた」などと持ち上げられている。こんな人は早めに引退してもらうのが一番だ。