前立腺がんが確定して、専門病院での重粒子線治療を選択したところまで書いたが、専門病院から地元の病院に指示書のようなものが届いた。専門病院は重粒子線治療だけをする(早くても6月以降)ので、それ以外は地元病院が担当するいわば分業体制である。

 

 

 地元病院の馴染みになった先生から、併用するホルモン療法の薬の処方箋をもらう。「ビカルタミド錠」という薬を毎日1錠ずつ飲むことになった。「がん」というシリアスな病名のための薬が風邪薬と同様に薬局でいとも簡単に渡されることに戸惑いを感じる。本来は注射も併用するらしいが、初めてのことで副作用も警戒しながらまずは投薬からということのようだ。

 

 副作用はいっぱい書いてあるが、要は男にしかない前立腺のがんの進行を遅くするために男性ホルモンの分泌を抑制するので、女性化することが一番はっきりしていることらしい。知らないうちにこのブログも「けんばあのイージー趣味三昧」になっているかもしれない。