というとやや大袈裟で、実際は1、2分ほどの間に10数回レーザーを目に当てるだけで痛みもないうちに終わる。もちろん普通に帰れる。

 

 後発白内障は、ネットで調べると白内障手術を受けた人のうち2〜3割で発生するという記事が多いが、ほとんどの場合発生するという記事もあるようだ。その割に医師はあまり説明しないように思うし老人間で話題にもならない。

 

 

 要は白内障の手術を受けてから数年以内に再び見えにくくなり、再発かと思うとそうではなく、取り除いた水晶体に残された袋(水晶体嚢)の中の細胞が増殖することで濁り、目が霞むためで原因は白内障とは異なる。

 

 けんじいは7年前にした右目の時も1年後くらいにこの後発白内障になり治療してもらったが、左目は手術後2年半になるのでもうないかなと思っていたら、最近左目がとても見にくい。経験からきっとそれに違いない、日本語学校が連休明けで授業が再開される前にと眼科に出かけた。先生も「はい、やりましょう」と即決、その場で手術同意書に署名させられた。

 

 

 どういう人がなりやすいのか、あるネット記事には、「高齢の方よりも比較的若い方に発症しやすい傾向にあります。新陳代謝が活発な若い方は、水晶体上皮細胞の増殖率が高いことが原因です。」とあってニヤリとしたが、さらに読むと「強度近視の場合も」とあったので、きっとこっちだ。

 

 ウソみたいにとても見やすくなった。それにしても今年は医療費が膨らみそうだ。その分所得控除もできるけど。