サークルを辞めることにした事実関係の整理の3回目である。1回目と2回目はけんじいの会計監査を巡るサークルのトップとの対立の話だったが、次の大きな要因は、トップが総会決定事項にもかかわらず総会を無視して進めようとした、あるいは進めてしまったことについてのけんじいの対応である。


(6)一昨年あたりから、お金をかけて当会独自の演奏会を開催する構想がトップから出ていた。話は出たもののその後具体的な検討がなされていなかったので、1会員としての立場からけんじいは「そろそろ検討しなくてもいいんですか」と幹事会に伝えた。するとアンケートが配布された。開催賛成が多数であったが、金銭的負担が大きいことから反対も一定数あった。昨年の定時総会でこの件について議論していたところ、トップは突然「白紙撤回」と言って議論を打ち切った。

 

 

 ところがその後「演奏会開催案」なるものがみんなに配られ、異論がなければ開催すると通知してきた。けんじいは開催そのものには反対ではなかったが、この開催案には会費の1年半ほどの臨時徴収も含まれていたため、「会費の臨時徴収を含め演奏会開催は総会に諮るべき重要事項に該当するから総会の決議が必要である」と伝えた。他にも似た意見を言った人がいたため、トップは再び「提案撤回」を宣言し、今日に至っている。正確に言うと、その後にもう一度臨時総会(後で単なる集会と訂正した)を招集し、そこで「最近楽しくない、面白くない」とけんじいを当てこすった。せっかく招集しながら、肝心のどうやったらみんなが納得できる演奏会の開催に繋げられるかという議論は全くせず(けんじい向けと思われる)不満ばかりを口にした。


(7)トップは昨年末「1月からの会費の引き上げ」を会員に通知した。けんじいは会計監査は支出だけでなく収入についても意見を述べる義務があると考え、「会費の決定は総会決定事項と定められているのに、なぜ2月の定時総会を待たずに引き上げを実行するのか」と問い詰めたが、「キリがいいから」、「臨時総会を開くのが面倒だから」と理屈にもならない理屈を言うばかり。実際は臨時総会を開かなくても2月の定時総会まで手元資金が枯渇する状況ではなかった。

 


 けんじいは会計監査としての立場上どうすべきか悩んだが、規約にある「クロマチックハーモニカを中心とした音楽を楽しむため、会員の技術向上と相互の親睦を図ることを目的とする」という条項を見つけ、自分の気持ちを会員全員に宛ててメールし、サークル内での軋轢を回避するため1月からの会費引き上げに従った(この間の事情は昨年11月に2度ほどブログに書いている)。しかしトップがこれほど規約にはっきり書いてあることを無視して実施することに、正直絶望感を抱いた。けんじいに反省するところはどう考えてもないと。(続く)

 

 なお日記代わりなので、昨日の出来事をメモしておくと、①ハーモニカの練習日だったので、退会する旨宣言した、②前立腺癌の専門病院へ初めて行きまた同じような検査(生検以外)をし今後のスケジュールを聞いた、③会社の元後輩から最近恒例になった筍のプレゼントが届いた。いずれ話題のない日にまた取り上げるかもしれない。