ついに日本に北欧諸国を超える民主主義国家が誕生した(April Fools' joke) | けんじいのイージー趣味三昧

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 金にまみれ恥も外聞もなければ論理も合理性もない自民党政府に代わって、ついに日本に真の民主主義国家が誕生した。その骨格を見てみよう。

 

1、 国家体制の変革

(1)国会議員はすべて政党の得票数の比例により決めることとなった。

(2)衆議院は政策の策定、参議院は政策の検証のみを担当することとなり、役割分担が明確になった。

(3)全国に、北州(北海道)、奥州(東北)、東州(関東+山梨県+新潟県)、中州(中部地方ー(山梨県+新潟県)+三重県)、西州(近畿地方ー三重県)、南州(中国・四国)、九州(九州+沖縄県)の7州を置き、各州は国防、外交以外の行政を行うこととなった(都道府県は廃止)。この結果多くの省庁は廃止または大幅に統廃合された。

 

(当初掲載したのは大分県の得票率グラフでしたので訂正、差し替えします)

 

2、      人権尊重、男女平等の徹底

(1)選択的夫婦同姓制度が導入された。これはひと頃言われていた、選択的夫婦別姓制度を超える制度が実現したということである。すなわち個人の名前は、結婚離婚にかわらず本来変える必要はない固有の権利であるので、結婚しても基本は元のままとする。ただしどうしても同姓になりたい夫婦は届出によりいずれかが相手の姓に変更することが可能である。これは中国、韓国と同様になることであり、激しい反発もあったが、国民、行政ともに手数が大幅に減るということで導入された。

 

 

(2)天皇の継承については女性天皇を認めることは当然とし、男女に関わらず第1子を世継ぎにすることとなった。これも従来の男子がいなければ女子も可とする議論を超えた画期的な決定である。当然のことながら日本保守党と自民党安倍派を中心に激しい反対論があったが、欧米と価値観を共有するという理由で実現した。

 

(3)国会をはじめ地方議会まですべて男女半々のクオータ制を導入する。男女はそれぞれ人口の半分を占めるので当然のこととして採用された。因みに毛沢東も「女性は天の半分を支える」と言っていた。

 

3、      国際標準への変更

(1)あらゆる施策を家族単位ではなく原則個人単位にすることとなった。当然のことながら年収の壁などは撤廃された。

 

 

(2)公式の文書は西暦使用が義務付けられた。なお年号は廃止しないが使用は趣味の範囲とし、公的な効力はないものとされた。これにより無駄な投資や混乱がなくなった。

(3)個人は印鑑を強制されることはなくサインのみであらゆる約束の証明とされることとなった。

(4)従来無視していた人権等を中心とする国連の勧告には原則従う、あるいは積極的に取り入れる方針が示された。

 

 

(5)報道の自由の保証が徹底された。この結果、政府を批判、揶揄する芸人が増加し国内に笑いが増え、国民の健康が増進した。

(6)政党への企業団体献金が廃止された。財界は「民主主義のコストのための社会貢献」と言って廃止に反対していたが、「優先順位のもっと高い社会貢献すべきものがある」「民主主義のぶち壊しに役立っている」との批判に屈した。

 

4、      国家安全保障

(1)食料自給率の引き上げのために各種施策が講じられた。

(2)エネルギー自給率の引き上げのために自然再生エネルギー産業の強化を進めるとともに、原発廃止が決められた。また発送電の完全分離により、送電網及び廃止までの原発は国営化されることとなった。

(3)日米安保条約の廃止により米軍が引き揚げた。また自衛隊の廃止とともに防衛省の廃止、防災平和省の設置が決められた。日本の非武装徹底により国連総会で「日本を常任理事国に」「日本やコスタリカのような非武装国への侵略には国連軍が防衛する」という決議がなされた。ただし現常任理事国の拒否権発動により実現していない。

 

 

(4)外国との相互主義の徹底が図られた(例えば中国のように不動産を取得できない国の国民には日本の不動産を取得させない、原爆を保有する国には日本の科学技術の流出を厳格に管理するなど)。

 

5、 経済政策その他

(1)軍事産業、原発関連産業、カジノ産業の縮小ないし廃止の一方、平和産業、自然エネルギー産業、スポーツ、文化等健康産業への支援が決定された。

(2)労働組合の100%組織化方針が決定されたほか、国の労働組合への支援方針が示された。

(3)異文化共生基本法が制定され、異文化や外国人に対する偏見や差別をなくす行動が定められたほか、外国人の住民に対する地方参政権が認められた。

(4)政治家の世襲化を防止する観点から、3親等以内の者(姻族も同様)は前任者と同一都道府県の選挙区から立候補できないこととされた。

 

 

(5)国語基本法が制定され、①日本語の国際化を見据え無駄な敬語や意図して難解にしている言葉の是正を図る、②「〜させていただく」「〜してございます」などと言ったり、やたらに横文字を使いたがる政治家、官僚に対し、国民の模範となるようイエローカードまたはレッドカードを出すことができるようにする、などの方針が決定された。

(6)傘と自転車は共産主義を採用し、誰でもどこでも勝手に使えることとした。

 

 以上、これまでけんじいがこのブログで主張してきたことや本で読んで賛成と思ったことを中心に、冗談も交えて日本国憲法同様大急ぎでまとめました。