鉄道模型ブログの「うなかば」さんの記事を見て、「そうだ鉄道模型コンペ2023の作品を見に渋谷に出かけよう」と思い立った。定期券の有効期限があと数日だからどこかへウォーキングに出かけようと使い道を探していた。

 

 

 ランチ前に家を出てまず代々木上原へ。駅に直結していくつかおしゃれなレストランはあるはずだが、それは無視して東口から井の頭通りへ抜ける道を歩いていると、「武蔵屋」と書いた雰囲気のよさそうな店が見えた。前の人に釣られるように入ると思った通りの感じのよい丼屋さん。けんじいの好物ばかりのフライ丼(ホタテ、イカ、エビ、ヒレ肉)、しかもご飯を減らしてその分蕎麦にできると言う。

 

 

 満足して、井の頭通りを進み山手通りを越える(上)。代々木公園の交番の前を右折するとNHKの広い敷地を囲むように進む。工事中だ。18階建ての新放送センターを建設中とか。真面目に真実を報道してくれよ。もっとも全体の完成は2036年と言うからけんじいは多分生きていない。

 

 

 さて久しぶりの渋谷。東横百貨店があった辺りには何もなく、その後ろに渋谷スクランブルスクエアという名のビル(中央)が建っていて、JRの線路を挟んで隣の渋谷ヒカリエと並んでいる(右は渋谷サクラステージのビル)。東横百貨店があった場所にはスクランブルスクエアのⅡ期工事が終わる2027年に新しいビルができるそうだ。これならけんじいも生きている可能性が強い。

 

 

 目指すIMONの渋谷店。土曜だから混んでいるかと思ったが、そんな好きものマニアが多いわけはない。2023年の車両コンペで準佳作以上になった作品のいくつかが展示されていた。けんじいは基本的に自作主義だったので、キットではなく、完全自作の伊豆急行電車(上)に見入った。とてもペーパー製には見えない、床下機器に至るまで作り込まれた素晴らしい作品だった。

 

(これはけんじいが大好きでボール紙で作ったことのあるED46、金属キット作品)

 

 応募作品全体か表彰作品限定か知らないが、60歳代が最多、 Nゲージ7割に対し、HOゲージは2割程度だそうだ。けんじいはもう作りたくても作れそうもないが、あれこれ想像だけはできる。小田急のロマンスカーも近鉄ビスターカー初代、2代目も作りたいなあ。設計図はみんなあるのに。あ、それより蓼科でけんじいを待っている車両たち。寒いだろうけどもう3か月待ってくれ、必ず会いに行くから。

 

 

 渋谷からはほぼ井の頭線(上)に沿って下北沢まで歩いた。14千歩。