孫たちがこの3連休に来たことで、いつもよりも長い正月気分を味わったが、明日から日本語学校の1〜3学期が始まる。


 昨日の教師会に出て、またまた経営者の企業家精神に驚かされた。年末の忘年会で、近く介護関係の別の学校ができると聞いたばかりなのに、今度は日本語学校の大阪校ができるらしい。まあけんじいに転勤命令が下るわけでもないので関係ないのだが、この急成長の秘密は一体何なんだろうと思う。

 


 学生の総数は千人前後とは変わらないのだが、国籍が多様化したのにも驚かされた。これまでの中国、モンゴル、ベトナムなどのほかイラン、ウズベキスタン、カザフスタン、ロシア、アメリカなど、これまで学生のいなかった国を含めて17カ国に広がったと言う。


 けんじいの担当も、今回は最終学期だから持ち上がりだと思っていたら、予想に反して一番高い方のレベルに変わったため、前期から教えている学生は飛び級してきた4分の1ほどしかいない。教科書もこれまで何度もやってきたものからかなりレベルの高い新しいものに変更になった。

 

 

 いきなり「アメリカの労働者はなぜトランプ大統領を支持したのか」である。どれも初めて見る内容だから予習も大変そうだ。が、同時に新鮮な緊張感というか、学び心というか、そういうものも湧いてくる楽しみといえば、楽しみな新学期が始まる。