クマの心配のない大山にでも登るかと思っていたが、パッとしない天気。大山は別名雨降り山だから、もしかすると降られるかもしれない。そこで山登りは諦めて、11月3日に改装オープンした馬事公苑にウォーキング。

 

 

 行ってみると、以前の印象と違って正門からえらくがらんとしている(上)。適度な植え込みもたくさんあって、緑の多いイメージがくつがえされた。生まれて1年ほどの長男が初めて立ち上がった思い出の場所でもあるのだが。

 

 

 ちょっとがっかりしながら、「武蔵野自然林」と書いてある方向に歩き出した。しかし、あっちもこっちも「立入禁止」やチェーンのブロック。なんだか印象がよくない。

 

 

 とにかくウォーキングが目的なので端から端まで歩いて、入り口近くの、案内図に「メインオフィス」と書いたビルに入った。途中馬には全く出会えなかった。

 

 

 「メインオフィス」(下のビル)なので一般客には無縁だろうと思ったが、覗いてみると中に喫茶スペースがあった。

 

 

 案内図には全くそのような表現はない。サービス精神ゼロだなと思って、後で調べるとこの公園は、日本中央競馬会(JRA、Japan Racing Association)の施設で、 JRAは政府100%出資の農水省所管の特殊法人である。

 

 

 全て公務員流にやっているのだろうけど、それにしても本当に役所臭さの滲み出た公園だった。帰りに農大の構内を通り抜けた(下)が、入門時警備員が「いってらっしゃいませ」と声をかけた。もちろん、警備の一環として声をかけたのだろうが、「やはり私立の施設だ」と馬事公苑との違いを感じた。それはともかく所期の目的通り1万歩を達成できた。

 

 
 馬事公苑で馬に会えないのでは話にならない。引退した馬の馬術大会が来月上旬にあるようなので、天気がよければまた行ってみよう。