先日、八ヶ岳の名のある山は全山踏破したと書いたので、全部でいくつあったかを整理してみた。本来時間を追って振り返るか、標高の高い順に並べるなどが正統派だと思うが、例によってイージー趣味なので、地図を見ながら北から適宜グループに分けてみることにする。(標高の後ろに書いた番号は、全部で何座になるかを数えるため)

 

 第1回は、蓼科山(2530m-1)を中心としたグループだ。蓼科山は1年前に書いた「思い出の山シリーズ」に書き忘れたが、実は高校生の時初めて山登りしたと書いた木曽駒ケ岳よりも早く、中学校の林間学校で、生まれて初めて山登りをしていた。

 

 

 以来5〜6回ではきかないくらい登っている。登山者も多いので一人で行っても安心な山である。たいていは7合目登山口から登ったが、一度女神茶屋からの3時間コースを一人で登ったことがある。標高差は810mだが、直登という感じで若い頃だがきつかった。

 

 春の連休中だったので、山頂から将軍平への下りは予想しなかった一面の雪の原。アイゼンも用意してなかったので滑り落ち転げ落ちた。

 

 

 蓼科山は諏訪富士とも呼ばれる独立峰的な山なので、子分がいるのかと思うが、蓼科山に大河原峠から登る場合に近くを通過する前掛山(2353m-2)は文字どおり子分だ。一番上の写真は息子たちと大河原峠から登った時のもの。

 

 同じ大河原峠から登る双子山(2223m-3)は峠から20分ほどの楽な山で、次のグループに入れるべきか迷うが、一応ここに入れておこう。

 

 

 蓼科山の南、女神茶屋を隔てて、八子が峰(西峰1833m、東峰1869m-4)がある。ここは山荘からすぐ裏山に当たる位置にあるので、もう何十回登ったか知れない。危険なところはないので、お正月に雪中登山してカモシカに見つめられたこともある。まさにけんじいにとって裏庭である。