冬の間は極寒の蓼科に行かないので、自然、鉄道模型もお休みである。だからブログに書くこともない。
ところがこのコロナ禍、ハーモニカの練習は8月から続いているが、オカリナは昨秋再開してすぐに再び閉会になった。緊急事態宣言下では、不要不急の外出とみられてしまうリュック姿で山にも出かけにくい。本当は地元の公園を歩くよりも人の数はずっと少ないのだが。
ということで、ジオラマの建築物を作ろうと考えた。昨年からジオラマの外側にある「ちーの駅」の駅前再開発事業に着手して、トラム「ユイチャンライン」を敷設した。終点の「ちーの駅前」駅のプラットフォームまで作った。プラットフォームの屋根部分は、現地で現物あわせするしかないのでまだ作っていない(上の写真)。
何れにしても、トラムの線路沿いにはある程度の街が必要になるから、建物の建設は必至だ。駅前あたりはお店が中心になるが、郊外に行けば工場の1つくらいあってもいい。今までこのジオラマには「宮沢製材所」だったかはあるが、工場はない。ちょうど2年ほど前に昔のノコギリ型の工場の作りかけのものがあることを思い出した。
この工場、筋目板を表現するのに、キリで筋を引くべきところ長いことやっていないものだから、間違ってボールペンで引いたので著しく実感的でなくなり、そのまま放置してあった。でもこの暇な時期、あとで修正するかどうかはともかく、付属する事務所棟を作ってしまおうと製作を再開した。
ちょうど最近買った靴の箱にレンガ色のボール紙があった。なかなか映える色である。とういうわけで1日でここまで作った。狭い机にあるパソコンや日本語教科書を片付けてからやるので、完成まではだいぶかかりそうである。