24.おもしろいテレビ番組を見つけた | けんじいのイージー趣味三昧

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けんじいの3大趣味である山歩き、鉄道模型製作、オカリナ・ハーモニカ演奏を中心に好きなことを書くブログです。Yahooからの移行ですが、よろしくお願いします。

 先日の日帰り観光地でもそうだったが、ここかしこに金木犀の香りが広がっている。季節的にも日本と殆ど同じだ。
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 ところで当地では新聞をとっていないので、情報はもっぱらテレビということになる。田舎でもテレビのチャンネルはたくさんあって、中央電視台(CCTV)が10前後、省レベル、市レベルもそれぞれ複数ある。さらにここは有線になっているのか、他の省の衛星放送がたぶん全部見られる。当地の放送では見たことがないが、他の省の衛星放送では、かなり頻繁に日本軍が登場する戦時の物語が放映されていて、ここにも歴史教育がしっかりと根付いている印象を受ける。

 時節柄、日本関係のニュースには敏感になった。菅首相が欧州で温家宝首相と言葉を交わしたというのも、短かったが報道されたのでホッとした。
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 おもしろい番組というのは少ない。国慶節ウイークが始まると、いかにも国民的人気がありそうな歌手が出てきて、紅白歌合戦のような賑やかでケバい娯楽番組を流していたが、そうおもしろいものではなかった。

 そんな中で、毎日とても楽しみな番組を見つけた。「周立波ショー」というおじさんのお笑い独演会である。けんじいの力では細かいニュアンスまでは分からないが、明らかに国や指導者層、特に公務員に批判的な言い回しを、笑いの中に潜ませている。得意技のひとつは北京、上海、天津の3大都市の比較だ。タクシーの運転手の態度や若い女性の考え方の比較など、ちょうど東京、大阪、名古屋の風俗、文化の違いをタネにして笑いをとっているような感じである。
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 最近笑ったのが、ある高齢独身女性がネットで結婚相手を探す話。条件欄に「帥」(シュワイ、イケメンであること)、「有車」(ヨウチャア、車をもっていること)と打ち込んだ。するとコンピューターからの答えは「あなたの条件に合う方は将棋さんです」だった。

 これはすぐ笑えた。日本の将棋でも「飛車」「香車」など「車」があるように、中国将棋にも「車」という駒がある。中国将棋は一方の王様が「将」でもう一方の王様は「帥」(シュワイ)だ。

 昨日の話のひとつは、世界有数の富豪ビル・ゲイツとウォーレン・バフェットが中国を訪問した話。二人は中国の富豪に「寄付のススメ」をしたが、みな断った。お金は全部アメリカに投資してしまったと。

 こんな具合に世界中から話を引っ張ってきて、笑いをとりつつ1時間もしゃべりっぱなし。なお、けんじいが一部にせよ理解できるのは、字幕があるからで、決して聴き取れているわけではない。

 さて今晩のノーベル平和賞のニュースの報道ぶり、これは見逃せない。