4回目の釜石よいさ | いまを生きているということ

いまを生きているということ

震災当日まで北上営業所長としてJR工事に携わっていた私が1000年に1度の震災に遭った釜石へ翌日から舞い戻り、被災した自社と育てて頂いた地元釜石の復興への想いを綴ります。

 

戸田建設・青紀土木JV事務所の打合せスペースです。

釜石よいさのポスターが4枚目になりました。

 

4年連続の参加となります。

そして4枚目で終了となります。

北ブロック復興整備事業は今年度で終了します。

 

現在、両石・箱崎・箱崎白浜地区の皆さまへの引き渡しを1日でも早く行えるよう作業しております。

 

例年、釜石よいさの2週前から練習が始まり、普段は事務所前で練習を行います、そんな中で2回だけ全体練習を行います。

全体練習は参加者が多い為、昨年は両石地区の朝礼広場で行いましたが、今年は工事の進捗に伴い現場に広いスペースがありません、水海地区の防潮堤前をお借りして練習させて頂きました。

8月1日の全体練習には今年もお忙しい中、昨年までよいさ小町を務めて下さり、現在お囃子担当のお二方が練習を指導してくれました。

 

全体で一連の流れを通してみました。

 

それから初心者と経験者が分かれての練習です。

 

最後は初心者と経験者を交互に配置して全体で踊ってみました。

 

今日で練習が終わります。

 

繰り返しますがこのチームで最後となる参加です。
私は当日、実行委員なのでその列にいません
練習でこの輪に加わる事位しか出来ません

 

4年間こんなに真剣に楽しんで参加して下さる事に心から感謝しています。

 

最初は成り行きで付き合ってくれるのかな?と思いましたがその真剣さに感動した事は今でも忘れられません

 

昨年の終わった後、お礼の挨拶に回ると、皆さん『本当に楽しかった、参加出来て良かった、ありがとう』と逆に声掛けして頂きました。
 

知らない町にに来て思い出が出来たと言ってくれます。

本気で復興を願って作業している事を真剣に踊る事で知って欲しいと言います。

 

現場から輪が広がり、東北支店の皆さま、そしてご家族、現場を離れ他の現場に行った方も戻ってきて参加して下さります。

 

書類整理や明日の準備は当然、よいさ練習の後です。

協力会社の皆さんは日中、暑い中の作業を終えて参加して下さります。

 

案外、他所から応援に来た方たちより、地元である弊社社員達の方が恥ずかしかったりテレがあるのかもしれませんね(笑)

それでも参加してくれる弊社社員にも心から感謝しています。

 

今年が『最高の釜石よいさ』になるように

 

あと2日間、心地よい緊張感を持って準備させて頂きます。

 

沢山の方から当日遊びに行くよと連絡を頂きます。

 

色々な想いや出会い、キッカケをくれる釜石よいさに感謝です。

 

先日の全体練習前に自己紹介したこまちの方が『うまい下手よりも楽しんで踊って欲しいと思います』と言ってくれました。

 

とってもいい言葉を頂いたと思います。

 

さぁ 皆で楽しみましょう!!

現場の調整が大変な中、よいさの準備大変だけど頑張って下さい、楽しみにしていますと応援して下さるチームの皆さまに心から感謝して