この作品について検索すると

「好戦的右翼と言われた」

という事を報道している記事は多く見かけますが

「実際は、こうである」という記事は、見当たりませんでしたが、こんな投稿を見かけました。


https://x.com/booskachan_ver2/status/1609906363265880066?s=46&t=9ALVMCkj2782YEVtCQfIHA

 

 

ブログを随筆する為に、資料を集めていたら、凄い投稿を発見しました。


「防人の詩」は、戦死者を美化する作品だそうです。


自分本位の思い込みによる断定、他人の意見を聞かず、他のさだまさしさんの作品を知らない。さだまさしさんの主張や活動を知らないという、自分の無知を棚に上げて。

(良く読んだら「防人の“歌“」って書いてますし)

というネット右翼の典型です。


さだまさしさんは、戦死者を美化等していないという証拠はいくらでもありますが、この作品でも紹介しましょうか?





しかも、投稿者は右翼を自称しているのですが、戦死者を美化しているのは、どう考えても右翼でしょう。


https://x.com/mas__yamazaki/status/1745409307129286824

 

 

これは、どう見ても「戦死者の美化」ですよね?


特攻隊員は、成人を迎えるよりも若い若者がほとんどで、子供が居た隊員は少ないでしょう。

彼らは子孫を残さずに亡くなっているので、彼らが生き残っていれば生まれた筈の人間は生まれていません。


それを、どうしたら「特攻隊のおかげ」と言えるのでしょうか?

特攻隊のおかげで、日本に対する攻撃が防げた。なんていう記録はありません。

特攻隊に限らず、戦没者(戦犯を除く)とは、自分の為に生きる事を許されなかった、哀しい犠牲者です。

今、生きて二十歳を迎えた人達は、戦争で生き残った人の子孫です。


「極端な」平和主義者が、戦死者を美化している。

と批判するなら、"まだ"判りますが。



「関白宣言」のブログに書きましたが、

「極端な」平和主義者、男女平等論者ならは、関白宣言も批判するでしょうね。


私の判断では、極右と極左は紙一重。同類だと思っています。


よって、関白宣言のブログに取り上げた団体は、少なくとも「極左」ではありません。


「防人の詩」の解説に戻ります。


まず、映画の内容と主題歌を混同する事が間違い。


おとぎばなしの歌、例えば、桃太郎とか、浦島太郎とかの場合は、物語りそのものの歌詞がついていますが、映画やドラマの主題歌はそうではありません。


例えば、金八先生の主題歌「贈る言葉」これは、純粋な失恋の歌詞で、学園ドラマとは無関係の歌詞です。


ところが、この作品を卒業式の歌と捉える人が居ます。


歌詞をどう聴いても、卒業式とは無関係なのですが。

「贈る」を「送る」と誤認している説はあるかも知れません。


「防人の詩」の歌詞も、二百三高地の映画のストーリーとは無関係です。


万葉集を元にした、生老病死をテーマにした作品です。


「防人の詩」を詳しく紹介している記事がありました。


https://x.com/kei_tp/status/1903334655593681401?s=46&t=9ALVMCkj2782YEVtCQfIHA

 


「防人の詩」が、右翼的ではない証拠。


二百三高地という映画は、日露戦争をテーマにした映画ですが、旧ソ連、厳密にはロシアではなくウクライナ出身ですが、ナターシャグジー さんが「防人の詩」を持ち歌にしています。



https://x.com/Nataliya_Gudziy/status/1640303449781972992

 

 

https://x.com/kei_tp/status/1903367824074293505?s=46&t=9ALVMCkj2782YEVtCQfIHA

 

 


ナターシャグジー さんは、チェルノブイリ原発事故の被曝者で、世界唯一の被爆国である日本で、反核、反戦、憲法9条を訴える活動をしています。


そして、ナターシャグジー さんの活動を支えているのは、日本共産党(くれぐれも、スターリンとかのソ連の共産党ではありません!)

日本共産党です。


https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2022-02-28/2022022801_03_0.html


https://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-04-09/2007040910_01_0.html


田村智子さん

(小諸市出身)


https://www.tamura-jcp.info/oldsite/column/070125-100036.html


小池晃さんも


https://x.com/koike_akira/status/1499220696714469380

 

 

勿論、ナターシャグジー さんの持ち歌は「防人の詩」だけではありませんが「防人の詩を持ち歌にしているナターシャグジー さんが、日本共産党と深い関わりがある」事は事実です。

日本共産党は、右翼ではあり得ませんよね?

という事を申し上げたかったのです。


チェルノブイリの支援といえば、二人の長野県関係者が関わっています。


一人は、さだまさしさんのファンにもお馴染みの、鎌田實先生

(諏訪中央病院名誉院長)


https://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-12-08/2017120803_01_0.html


もう一人は、菅谷昭前松本市長

(日本共産党推薦)


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/菅谷昭


菅谷昭さんも医師で、鎌田實さんと共に、チェルノブイリの支援活動をしております。


福島第一原発事故の際には、医学の専門家として、メディアにも登場しています。


原発問題に関心のある方ならご存知の、京都大学小出裕章助教授とも関係が深いです。


https://x.com/taekodoi/status/1370940046077927424

 

 

鎌田實さんとナターシャグジー さんの関係は、こちらで確認出来ます。


https://ameblo.jp/tokiko-kato/entry-12742217499.html


その他にも、ネット右翼の知識が乏しい例はいくつもあります。


Xにて、長野県選出の杉尾秀哉参議員に対して

「安倍さんの命を返せ」

とコメントした人が居ます。


その人は、長野県の方ではありませんでした。


推測すると、こういう事でしょう。


安倍元首相が暗殺された際に、報道で

「長野県からの候補が、不祥事を犯した為、本来行く予定だった長野市に応援に行く予定を変更して、奈良に行った為、暗殺された」という知識を得たのでしょう。中途半端に。


それは、杉尾秀哉さんではありません。

自民党から立候補していた別人です。

そもそも、野党共闘で立候補している立憲民主党の杉尾秀哉さんの応援に、自民党の安倍元首相が行くはずがありません。

そんな知識すらなく、良く、杉尾秀哉さんの投稿にコメントしたな。と、呆れます。


詳しく言うと、選挙期間中に自民党から立候補していた候補の不祥事。

不倫、故意による妊娠、偽名で署名、中絶(中絶は、殺人です!)という、絶望的な不祥事を犯した為、安倍元首相は、長野市に来る予定を変更して、暗殺犯の待ち構えている奈良に行きました。

その候補が不祥事を犯さなければ、安倍元首相は、その日、奈良には行かず、暗殺事件は起こらなかった。

という事になります。


そうとは知らずに、期日前投票をした人も多く、当時、地元のテレビ放送では

「私の投じた票を返して欲しい」と訴えていた有権者の姿もありました。


知識が乏しいといえば、存在しない原発を熱く語っている方も居ました。


更に

「杉尾さんに投票した人は恥をかいた」という投稿までありました。


恥をかいたのは、どう考えても、そういう人物だとは知らずに、対立候補に期日前投票をしてしまった有権者でしょう。


https://x.com/okiron1234/status/1903929074088833324

 

 


https://x.com/nekokumicho/status/1037708449587417088

 

 

存在しない政党代表を評価していた方も居ました。



今回は、この辺で。