(前回記事の続き)
現代に甦る軽便鉄道の世界
「OSCAR」+「遊覧客車」
鉄道模型メーカーの関水金属(KATO)鶴ヶ島新工場(埼玉県鶴ヶ島市)内に誕生予定の、軌間762mmと610mmの三線軌条のナローゲージ保存鉄道「KATO Railway Park・関水本線」に旅立つ前の最初で最後の姿
前面にはクリスマスリースの飾り付け
SLの後ろに小さな遊覧客車を連結
軌間610mmのナローゲージ、まきば線
「7号機」+「8号機」+「通常客車」が通り過ぎる。
「OSCAR」+「遊覧客車」の入換え
「OSCAR」の前面にはクリスマスリース
踏切は木製の踏み板
蒸気機関庫の廃車体
元・東洋活性白土SL「1号機」+元・井笠鉄道客車「ホハ5」が通過
スコップを使い作られた踏切機器
木の周りに敷かれた線路
「7号機」+「8号機」+「通常客車」が通過
加藤製作所製(製造年不明)4tディーゼル機関車5号機。かつて利根川河川工事で使用されていたディーゼル機関車で、スクラップ業者より購入。営業列車では使用せず、工事や入換用で使用。
鍋トロは、関東近郊の建設業者で使用されていたもの
営業運転中の元・東洋活性白土「1号機」+元・井笠鉄道「ホハ5」が、車庫前駅で一旦運転停車
「ホハ2」「ホハ5」の2両の客車は、井笠鉄道→西武山口線→レストランポッポを経て、まきば線にやって来た。
車庫前駅ホームに運転停車中の「ホハ5」
「ホハ5」は、岡山県の井笠鉄道と、西武鉄道山口線時代は762mmのナローゲージ車両だったが、羅須地人鉄道協会に来て610mmに改造
機関庫では、元・立山砂防工事専用軌道の、酒井工作所製のC19型5tディーゼル機関車(1966年(昭和41年)製 )がスタンバイ
営業運転中の、元・東洋活性白土「1号機」+元・井笠鉄道「ホハ5」が再びやって来る。
羅須地人鉄道協会によるレストアにより70年振りに動態復活した、旧・東洋活性白土「1号機」。
当機は、富山県の不二越鋼材の産業用蒸気機関車(製造年不明)を、かつて新潟県糸魚川市にあった東洋活性白土が購入し、同社の工場専用線用としたもの。この「1号機」は予備機として運転されることはなかったそう。
1982年(昭和57年)の同専用線の廃止後、地元施設での保存を経て、羅須地人鉄道協会が引き取り、まきば線にやってきた。
レストアで動態復活し、この日の営業運転でお披露目された。
営業運転中であるが、給水のため、乗客を乗せたまま一旦運転停車
給水作業
SLの機関士が、最後尾で客車のブレーキをハンドル操作する乗務員に合図を送り、発車
まきば線エリアから望む、広大な成田ゆめ牧場園内
牧場のシンボルのサイロ
SL「3号機」+SL「6号機」+「立山人車」+「谷トロ(タニ号)」+「51号寝台車(コバ号)」
台湾の基隆炭鉱で使用されていた青と赤のSL重連
(次回へ続く)