引退・西武鉄道2000系最後の8連2007F ① | 湘南軽便鉄道のブログ

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その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。


(引退記念ヘッドマークを掲げた2000系2007F  @西武新宿線 本川越駅)




さよなら西武鉄道2000系8連2007F
西武鉄道では、1977~1979年の間にデビューした初期の2000系車両(旧2000系)のうち、最後の8両編成として新宿線を中心に運行している2007F編成を2022年(令和4年)4 月で引退。
車両前面に引退記念ヘッドマーク、車体側面にステッカーを掲出して最後の運行。




西武鉄道・国分寺線(国分寺→東村山)

国分寺駅(東京都国分寺市)に入線する6両編成の前期形2000系通勤型電車









この西武国分寺線の国分寺駅ホームは地上一面一線で、JR中央線ホームに隣接。
ちなみに西武多摩湖線の国分寺駅は高架上にあり、西武国分寺線とは繋がっていない。

国分寺線2000系の方向幕は電光式に改造


13時33分国分寺(こくぶんじ)駅を発車



東村山駅(東京都東村山市)までの所要は僅か10分。
13時43分、終点・東村山(ひがしむらやま)駅到着


西武国分寺線では現在、この前期形の2000系と、後期形の新2000系が走っている。




乗務員室
 
運転台はツーハンドル

前面の貫通路





車内はロングシート

窓は二段開閉式だが、現在は下段の開閉レバー(つまみ)は撤去され下段窓は開閉できなくなった。


車両連結部

2000系2032号。1982年(昭和62年)西武所沢車両工場で製造。玉川上水車両基地所属。

妻面にも二段式開閉窓がある。

渡り板




車両型式番号表記も新しいプレートに取替え






折り返し、東村山発国分寺行きへ。

国分寺駅に向け、東村山駅を発車










東村山駅

東村山駅は、西武鉄道の新宿線・国分寺線・西武園線の接続駅



西武新宿線の上りホームに、
13時55分発各駅停車西武新宿行きが入線

2000系の後期形である新2000系。前期形の2000系と前面デザインが異なる。

新2000系の側窓は、一段下降の開閉式



方向幕は回転幕

西武鉄道の社紋と車両型式番号。






西武鉄道の社紋は、一見野球ボール形で、俗に「野球マーク」とも呼ばれていたが、実は、西武ライオンズ球団と関係なく、大正時代に西武鉄道の「西」の字をデザイン化したもの。




2000系2007編成乗車(東村山→本川越)
西武新宿駅を13時03分に出発し、東村山駅にやってきた、西武新宿線の各駅停車・本川越行きの2000系2007編成。

東村山(ひがしむらやま)駅には13時54分〜13時56分停車

この2000系2007Fは2000系の前期形初期車。
2000系最後の8両編成車で、2022年(令和4年)4月下旬に定期運用から離脱。

2000系は、1977年(昭和52年)〜1988年(昭和63年)の間に製造された前期形と、1988年(昭和63年)〜1992年(平成4年)の間に製造された後期形・新2000系に分類され、それぞれ仕様が異なる。




車体側面には、引退記念ステッカーを掲出



東村山駅、13時56分発車

妻面


武蔵野の台地を走る。

日除けのロールカーテン

妻面に消火器が取り付けられている。

座席はロングシート


乗務員室との仕切り

前期形2000系2007号は、1977年(昭和52年)西武所沢車両工場で製造

窓は二段開閉式だが、下段窓の開閉レバー(つまみ)は現在撤去され、下段窓は固定化された。


上段開閉窓のレバー(つまみ)。レバーがないフリーストッパー式の開閉窓もある。


天井のラインデリア

2107号も、1977年(昭和52年)西武所沢車両工場で製造


両開き4扉車



渡り板

妻面の窓も開く。


連結面(下側)


連結幌







東武鉄道・東上線の高架線をくぐると、間もなく終点の本川越駅(埼玉県川越市)




終点・本川越(ほんかわごえ)駅、14時21分到着

初期形2000系の顔




方向幕などは回転式


引退記念ヘッドマーク(ステッカー)を掲出






★動画↓↓


※2022年(令和4年)4月



(終わり)