【惜別の春・終焉 高崎地区の115系①】湘南色電車で信越本線 横川へ | 湘南軽便鉄道のブログ

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本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

惜別の春・
JR東日本高崎地区の115系電車
2018年(平成30年)3月17日(土)のJRダイヤ改正で、JR東日本高崎地区(信越本線、上越線、吾妻線、両毛線)に残存していた115系電車が定期運行終了。
3月21日(水)には、「ありがとう115系」の専用ヘッドマークを掲出した団体専用列車による日帰りツアー列車を運転。ツアー列車は、信越本線コース(午前:高崎~横川間)と上越線コース(午後:高崎~水上間)を設定。
これをもって、高崎地区の115系電車は完全引退予定。



※旅行日:2018年(平成30年)2月24日(土)
※撮影はスマートフォン(カメラ機材等不使用)



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JR上越新幹線 特急「Maxとき325号」で高崎へ

東京駅14時40分発車


引退が決まった2階建て新幹線E4系車両



最近の小ぶりな新幹線車両と違い、大きな車体


朱鷺(とき)色のラインが入った塗装






群馬県の高崎駅 15時29分到着
国の特別天然記念物や国際保護鳥で、
新潟県の鳥でもある「朱鷺(とき)」が舞うイラスト



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JR高崎駅の在来線ホームへ。






JR吾妻線 大前駅からやって来た115系電車が、16時18分にここ高崎駅に到着


風光明媚な吾妻線を駆け抜けた115系電車もついに終焉



幌付きの貫通扉


「高タカ」
JR東日本 高崎支社 高崎車両センター所属




客を降ろすとすぐに回送







両毛線 小山行き 211系電車
ダイヤ改正後の高崎地区の主役






上越線 水上行きも211系電車に置換え





16時36分発 八高線 児玉行き
キハ110系気動車





高崎線のE231系電車



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高崎(たかさき)駅 16時43分発
JR信越本線 横川行きが入線


引退近い115系電車
「ありがとう115系」のステッカーを貼付




巻式行先表示を回転中に、
「長野原草津口」の表示


「沼田」の表示も。


「水上」の表示


そして「横川」行きの表示に。




雪切り室のある115系電車


国鉄時代から長らく活躍した高崎地区の115系電車の時代も終わり



高崎地区の115系電車は、
全車が一貫して国鉄色(湘南色)
この湘南色は元々、国鉄 東海道本線を走る電車の塗装として採用され、東海道本線沿線・神奈川県湘南(西湘)地域名産のミカン🍊をイメージした塗装のため、「湘南色」「ミカン電車」と呼ばれ各地で活躍しましたが、
カボチャの色にも似ていることから地域によっては「カボチャ色」「カボチャ電車」とも呼ばれたりしました。



高崎地区の115系電車は、
最近になり、前面貫通扉上の巻式表示窓が塞がれました。




半自動ドア


16時47分発の横川行きは、3両×2編成の6両編成


連結部分
幌を繋ぎ、車内で行き来ができます。





車内の様子
乗務員室後ろ


列車旅に似合うボックスシート


窓は二段式開閉窓
下段窓にもつまみがあり開閉可能


半自動ドア内側


薄緑色の化粧板で、
ほぼ原型を保つ非リニューアル車


セミクロスシートの車内


座席番号プレート


ロールカーテンを半分下げたところ




窓下の小テーブル




下段窓の開閉つまみ


懐かしい車内


荷物棚と吊り革


取っ手の付いた半自動ドア




信越本線・群馬八幡(ぐんまやわた)駅



車端部の左側スペースは便所




衣類掛け。昭和時代は元々帽子掛け。




JR信越本線 高崎~横川間は複線
かつては、首都圏と信州・越後方面などを結んでいた信越本線も、
北陸新幹線開業に伴い、現在は、①高崎~横川、②篠ノ井~長野、③直江津~新潟の3つに分断された路線。



2人掛けロングシート
国鉄型車両は、戸袋部分にも窓を設置



便所の横はクロスシート




便所入口扉



ペダルを踏むと青い消毒液が流れる和式便所


便所内の手洗い器


便所内の内側開閉曇り窓


便所内の鍵





横川駅を目指す、夕方の6両編成115系電車







3両×2編成の真ん中にある、
先頭車同士の連結部分


連結部分と渡り板


乗務員室内の左側は運転台


乗務員室右側はかつての助手席



運転台のアナログ機器


助手席側


通り抜け通路




前側の編成へ移動
前3両の車内は、リニューアル済み


ロングシートにも座席番号プレート


3両編成×3両編成の連結部分





横川駅が近づいてくると、
進行方向左側にはギザギザの山容の妙義山





国道18号線に沿って走る。



夕暮れの妙義山









前方に横川駅






横川(よこかわ)駅 17時16分到着
高崎駅からの距離29.7km。
かつては碓氷峠超えの全列車が補助機関車連結のため小休止し数々の優等列車などで大変賑った横川駅も、
新幹線開業後の今はローカル輸送だけの盲腸線の閑散とした終着駅。




終着駅に到着した115系電車は、
すぐに高崎駅に折返し発車準備
停車時間は僅か5分




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(続く)