★ロイヤルウィング★ 昭和の最古参の名船が今も横浜で活躍中(元 関西汽船くれない丸) | 湘南軽便鉄道のブログ

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「湘南軽便鉄道」です。

本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。






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撮影日:2017年(平成29年)3月19日(日)



神奈川県横浜市。

JR根岸線・関内(かんない)駅を降り、港へ続く「日本大通り」。
歴史ある建築物が立ち並びます🏫


歩道の所々には花壇🌼


「キング」の愛称で知られる神奈川県庁本庁舎。和洋折衷の歴史的建造物。




海岸沿いのレトロなビルには、雑貨屋、レストラン、カフェなどが点在🍴☕️





港に出ると、向こうにはみなとみらい地区🎡
左側の塔は「クイーン」の愛称で知られる横浜税関の歴史的建造物。


港には小さな遊覧船などが係留


夕刻の横浜港🌇




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横浜大桟橋(おおさんばし)
かつて航空機の発達前は、横浜大桟橋は日本の海の玄関口として、世界へ旅立つ客船の発着地。
今は日本郵船の「飛鳥Ⅱ」など、クルーズ船の発着港。

大桟橋客船ターミル内には、往年の客船の模型を展示🚢



横浜港で現在も活躍するレストラン船「ロイヤルウィング」の模型







英国の豪華クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の模型。同船は横浜港を起点にアジアクルーズを展開。





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大桟橋の屋上にある広々した外部デッキ

横浜港で長らく活躍している
レストラン船「ロイヤルウィング」が停泊中🚢



この「ロイヤルウィング」は、
日本最古参の歴史ある現役客船





昭和の名船「ロイヤルウィング」は、
元・関西汽船の「くれない丸」

横浜港で今も現役の「ロイヤルウイング」は元々は、
大阪(大阪府)と別府(大分県)を結ぶ関西汽船の豪華な純客船「くれない丸」として1960年(昭和35年)に新三菱重工神戸にて竣工。

関西と九州の一大温泉観光地・別府♨️を結び、瀬戸内海を航行する豪華な純客船として、当時は「くれない丸」と姉妹船「むらさき丸」は、「瀬戸内海の女王」と呼ばれていました。

しかし、クルマ社会の到来により、1980年(昭和55年)に伝統ある別府航路はカーフェリー化され、「くれない丸」、「むらさき丸」は退役。

「くれない丸」は、退役後は予備船となったが、その後佐世保重工業に売却、
しばらく係船されたのち、1988年(昭和63年)レストランシップに改装され、「ロイヤルウィング」として生まれ変わり、今も横浜でレストラン船として現役。

竣工から船齢57年にもなる日本一長く現役で活躍している客船。


関西汽船「くれない丸」当時の面影をあちこちに残している歴史ある名船





均整のとれた船首







乗船口





昭和の純客船時代の面影濃い船体





船の両脇にある甲板(外部デッキ)は、今では珍しい木製の床板。



乗下船用のタラップは船側に装備タラップの上げ下げ動作は自動ではなく手動式。
乗組員がハンドルを回しタラップを上げ、出港準備。



昔ながらの面影を残す、均整のとれた丸い船尾


最近の新型船の船尾は、四角い形状がスタンダードになっているので、
このような形状の船尾を持つ船はかなり少なくなりました。




レストラン船「ロイヤルウィング」は、17時00分~18時50分のディナークルーズ(第一回目)に向け、
横浜港大桟橋埠頭を出港🚢



汽笛🎺を3回鳴らし、ゆっくり離岸。
船体を回転させて、横浜港ディナークルーズに出発🍴☕️


横浜ベイブリッジ🌉と「ロイヤルウィング」


「ロイヤルウィング」は、今や横浜港になくてはならない存在✴️



大桟橋から望む山下公園🍀
マリンタワーと、保存されている戦前の客船「氷川丸」。
山下公園のすぐ後ろにはクラシックホテルである「ホテル・ニューグランド」。




★★出港動画(汽笛あり)はこちら🎥🎥
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(終わり)