大好きな仕事で、自分のメッセージ性を貫くかどうか悩んでいます 本田健の人生相談 | 本田健公式ブログ

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<読者からの質問>

僕は文章を書くことがすごく好きで、
ライターの仕事をしています。
最初は順調で、書いていた文章は
メッセージ性が強かったのですが、
仕事として上司に言われて作っていくうちに、
だんだんよくある文章になってしまいました。
今の形で仕事をやって、文章レベルを全体的に
上げていくか、それとも自分が好きな文章を
作っていくのか、どちらにしたらいいか悩んでいます。


<本田健からの回答>

これは、自分のオリジナリティを出していいのか、
それとも周りに適応して生きる方がよいのか
という質問でもあります。ですから、
文章の問題ではなく生き方の問題なのです。

例えば、就職して普通に生きるというのが
普通の文章を書くという生き方だとすると、
メッセージ性がある生き方というのは
オリジナリティのある生き方です。
大多数の人と同じように生きるのか、
ワン・アンド・オンリーで生きるのか
決めなくてはいけないタイミングがあるのです。

ただ、ワン・アンド・オンリーで生きると
つまはじきにされたり、仕事がもらえない
リスクが出てきます。しかし、言われたとおりに
差し障りのない文章を書いていたら、取りあえず
生活はできます。どちらの道を進むのか?
ということです。

言い方を変えると、生活のために書くのか、
あるいは自分のために書くのかということに
なってきます。この延長線では、会社の方針
に従うような本を作らなくてはいけない、
あるいは会社が言うとおりの仕事をしなくてはいけない、
でも自分はこういう本が作りたいというような
同じように悩むポイントが出てくるのです。

最終的には、オリジナリティを生かしながら、
結果も出して周りを納得させることです。
ですから、自分がどこで勝負をして、
どういうふうに結果を出して、
そして社会に打って出るのかを
今から戦略的に考えていく必要があります。

例えば、
この分野だったら自分の強いメッセージ性が書ける!
などです。

それは環境なのか、
ビジネスなのか、
教育なのか分かりませんが、

それをここからスタートさせて、5年後、10年後に
その分野の第一人者になっていれば、
強烈なメッセージ性の文章を書きながら、
かつ世の中に認められるでしょう。

本田健



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