本田健公式ブログ

本田健公式ブログ

著書累計800万部突破の作家の本田健の公式ブログです。
お金・ビジネス、恋愛や結婚、才能、人間関係など幅広い分野の
「人生が変わるきっかけ」となる情報をお届けしています。

キャッシュポイントを見つけるためには、何らかの分野でプロにならなくてはいけません。仮にそれがシェフになることだとすると、どこかの料理店に勤めて、そこで修行する期間が必ず大切になってきます。あなたがこれからプロになっていく過程で、例えば和食やフレンチのお店で3年、5年修行するといったことをやらないと、やはりプロにはなれません。その際に、どういうメンターを選ぶのか、それがすごく重要なことです。自分にとって一生を変えてくれるような、素晴らしいメンターなのか。あるいは、ダメンターと呼ばれるメンターに付いてしまうのか。どんなメンターにつくのかによって、あなたの運命が大きく変わるわけです。

これが16歳17歳の時に素晴らしいメンターについて、料理の基本、料理人としての生き方などを、一流の料理長について回って、本当に基礎からしっかり教わることができた人は、ものすごくラッキーだと思います。最初は厳しいかもしれませんが、土台がしっかりしている分、大成しやすいです。

逆に、最初に入ったところが喫茶店で、冷凍ピラフを電子レンジでチンとして、そこに塩と胡椒をふりかけて出すだけというところだと、全然弟子入りしたことにならないし、スキル、才能も磨けません。

あなたが、どのレベルを目指すのかにもよりますが、スキル、才能を磨けるようなメンターに弟子入りできるかどうか。これは、今後の人生数十年を大きく左右する、人生の分岐点になるでしょう。
 

本田健

経済自由人になるためには、何らかのビジネスあるいは仕事が必要なわけですが、一番大切なポイントがキャッシュポイントを見つけていくということです。キャッシュポイントとは、それがあるだけでお金になることだ、という話をこれまでもしてきました。例えば、人を紹介したり、あるいは物を作ったり、売上を作ることに貢献することができたとして、お金になる時とならない時があると思います。具体的には、人を紹介するという時に、それが就職のお世話だったり、あるいは転職の世話だったりするという時に、もしこれが人材派遣会社であったとしたら、結構な金額の売り上げが見込めるはずです。けれども、それが友人の紹介だったら、いい人を紹介してくれてありがとうという形で、ちょっと1万円ぐらいお礼を包んでもらったり、あるいはハーブティーのセットをもらったり、あるいはどこか豪華なディナーに連れて行ってもらって終わり、ということになるのではないでしょうか。ところが、人材派遣会社とか契約センターと契約したら、例えば年収の3割とか、年収1年分とかが謝礼になったりするわけです。ということは、同じ人の紹介でも、やりようによっては、収入を何倍にも増える可能性があるといえま
す。

そういうキャッシュポイント。これを自分の中に見出すというのが、とても大事だと思います。では、どこにそのキャッシュポイントがあるのかというと、「ぜひ、お金を払わせて欲しい」と言われるような価値を与えられることです。ちょっとしたお礼をもらっているうちは、いずれキャッシュポイントに育つ可能性がありますが、今はまだキャッシュポイントだとは言えないと思います。あなたが何かをやった時に、それがある程度のキャッシュを生み出す。このポイントを探してください。

これは、人によっては見つけにくいかも知れません。なぜなら、すごく人に喜ばれるけれども、それ自体がすぐお金を生み出すものでない場合もあるからです。自分がやったことが確実にお金になっていく、これをキャッシュポイントと考えてください。まずは、このキャッシュポイントを探すようにしましょう。

 

本田健

 

先日は、作家の借金という話をしましたが、みんなお金に困っているわけでもありません。どちらかというと、よほどのヘタを打たない限り、ベストセラー作家がお金に困ることはないはずです。もともと仕入れは資料代ぐらいですから、他の商売のように莫大な経費がかかるわけではありません。また、講演やテレビ出演などの副収入もいろいろあります。それがどんなものなのか、今日は、作家のサイドビジネスについての話をしましょう。

作家は、本を書くことが本業なわけですが、いわゆる単行本だけでなく、文庫、雑誌、広報誌、新聞、ネットなど、原稿を寄せる媒体は、結構あります。最近は、インターネットマガジンに寄稿する人も出てきました。人によっては、副業的な仕事の収入の方が多くなってしまう場合もあります。

例えば、テレビ出演は、文化人枠だと大した金額にはなりません。出演しても、5万円とか、10万ぐらいにしかならないのです。でも、そこである程度名前が売れると、講演のお声があちこちからかかります。話がつまらない時は、リピートがないでしょうが、そこそこ話が上手な人だと、一回の講演会で何十万円ももらえるようになります。

審査員やコメンテーターとして、企業のイベントに出席するだけで20万円ほどのお車代が出たりすることもあります。そういう仕事にうつつを抜かし、本業である執筆活動が減っている著名な作家も多くいます。気分転換ぐらいにしないと、副業が本業のようになってしまっては、本末転倒です。本人の気持ちを代弁すると、ストレスの多い執筆活動より、適当なことを話してお金をもらえる活動の方が、気が楽なのでしょう。

 

本田健

幸せな小金持ちと投資について何回に分けてお話ししてきましたが、今回は、うまくいかなかった話をしたいと思います。

たしか作家の邱永漢さんが、お金儲けの神様が失敗した話を本に書いていましたが、失敗した話を聞いた方が、参考になるものです。

幸せな小金持ちの人の一番の失敗は、人間関係による損失ではないかと思います。例えば、この人には頑張ってもらおうと思って、社員にご馳走したり、時間をとって相談に乗ってあげたのに、すぐにやめてしまう。もっと悪いことに、売り上げをごまかしたまま消えてしまう、といったこともたいていの経営者は経験しています。これは、株で損失を被るよりも、精神的にきついものがあります。

また、どうしてもお金に困った友人にお金を貸してしまったり、投資してくれと言われて投資したお金も、返ってこなかったりしているはずです。こういうお金は、投資というよりも、その性格は交際費に近いものがありますが、「絶対に上手くいく」と言われて投資したけれど全然ダメだったということは、何回も経験するものです。

自分のレベルが低いうちは周りの成功確率も低いわけで、そんなところに投資するなら、自分のところに投資した方がよほどましです。

あと、取引先とのやりとりで損することもたくさんあります。入金を待って欲しいと言われて、そのままにしていたら、倒産したり、夜逃げされたり、誤魔化されるといったことです。これも、投資ではありませんが、幸せな小金持ちの人が、必ず通る道だといっていいでしょう。そういうドラマを経て、誰を信じていいのか悪いのかといったことを学ぶようになるのです。

ある程度の現金が手元に残るようになると、もっと大掛かりな投資に誘われる機会も増えてきます。海外の案件だったり、未公開株だったりすると、単位も1000万単位になります。そういうプロジェクトがポシャると、「ああ、あのお金を本当は本業に投資するべきだったなぁ」と後悔することになるのです。

ある人から、最初の1億円は、絶対手元に残らないと言われたことがありますが、その通りだと思います。幸せな小金持ちの人に聞くと、必ず、損した話をいっぱい持っています。そうやって、損をしているうちに、上手に得するようになっていくのです。

 

本田健

 

作家の人たちは、基本的に経済感覚のない人たちが多い感じがします。

お金儲けに興味がある人は、そういう仕事を選ばないわけで、社会的な常識がない人もたくさん見受けられます。昔の文芸系の作家たちは特に、借金をしては、それを執筆のモチベーションにしていたようです。今でも売れている人の中には、前借りをする人もいるそうです。出版社の方も、売れる人でないと借金を許さないとは思いますが、個人的には、借金してから本を書くのは考えただけで苦しそうな感じがします。

借金をして何に使うのかということですが、多くの人は、取材と称した飲み代のようです。出版社に寄ってからお金をもらって、銀座に行くって、格好いいような、悪いような(笑)。

僕は誰にも借金をしない主義できたので、書いてもいない原稿を担保にお金を借りるなんて、やりたくないと思いますが、平気な人もいるんですね。

借金をして、株に投資したり、お店をやったりする人もいるそうですが、大抵は失敗するようです。それはそうですよね。そんなことで成功するようなら、最初からやっていますよね(笑)。

人の心の機微を書けても、当たり前のことができない、想像できないという人でも、作家としてなら生きていけるようです。不思議な職業ですね。
 

本田健

小金持ちの人たちは、普通の人と、投資に対する感覚が違います。彼らは、自分の人生全体を投資案件と捉えているところがあります。

普通の人は、株式に投資したり、FXで一気に増やしたりということを考えがちです。しかし、それでは、ある程度まとまった金額になるのに時間がかかるし、お金持ちになることはできません。なぜなら、100万円を投資しても、そんなに増えていかないからです。

自分に投資したり、周りに投資することで、2、3%以上のリターンが返ってくることを知っています。同じ1万円を郵便局に預けても何にもならないですが、1万円かけて誰かにご馳走したとしたら、それが後々お金を生むことを体験的に知っています。数年で、その人が1万円以上の価値を返してくれたら、それは、投資としてとても効率的だったことになります。それは、お店でも同じです。デコレーションに1万円をかけても、それが10年でそれ以上にお金を稼ぐことに貢献できたら、価値がある投資ですね。

かといって、全く既存のものに投資しないというわけではありません。換金性が高ければ、すぐに何かに使えるので、株式や投資信託に投資していることもあるでしょう。でも、適当に投資しているわけではありません。デイトレードのような投資手法からは距離を置いて、長期で成長していきそうなところに投資しています。確実に企業価値を高めて、お客さんに貢献できているような会社に投資するのが好きなようです。なぜなら、そういう会社は長い目で見れば、株価も必ず右肩上がりになるからです。ある意味では、普段使わないお金をそのまま寝かして育てているような感覚かもしれません。

彼らは、お金を増やすことに喜びを持っているわけではありません。増やしたお金で、人を喜ばせることに、喜びを感じるのです。

 

本田健

 

お金の難しいところは、どれだけ資産を築いても、収入があっても、感情的に自由にならないと、お金と平安ではいられないことです。

お金から卒業するためには、いろいろな努力が必要です。自分の収入と支出のバランスを取ることが必要だし、感情的にお金に振り回されないという覚悟も必要です。

たいてい20代の頃は、稼ぐ力がありません。同時に、洋服や車を買ったり、友達と旅行に行ったり、デート代など、使うことがいっぱいあります。30代になると、収入は増えるものの、自分の勉強のために、資格を取るために学校に戻ったり、結婚や子育てなど、出費も増えることになります。

40代、50代は、子どもが大きくなってきて、お金がかかります。また、住宅ローンの支払いや親の介護などに、これまで以上に支払いが大きくなります。60代に入って退職したのに、まだ年金はもらえなかったりします。老後のことを考えると、将来に対しても、お金の不安が出てきます。

統計的には、現在の人口では、経済的自由を得た人は1%、そのほとんどが60歳以上です。もし、あなたが60歳以下でお金からの卒業を目指すのであれば、確率的にはほんの0.1%の狭き門です。

お金について学び、お金を上手に使い、楽しく稼ぐこと。この一連の作業ができるようになって初めて、お金からの卒業が見えてきます。お金から卒業するためには、本気で覚悟を決めることです。あなたは生きている間に、お金から卒業しようと思っていますか?そして、いつか卒業するつもりなら、それはいつなのでしょうか?
 

本田健

私は、若いころ、「君は、何才でお金から卒業する予定なのかな?」とメンターから聞かれたことがあります。お金から卒業するというのは、お金を基準にして生きるのをやめることを意味しています。

私たちの多くが、お金を理由にして、イヤなことをやったり、楽しいことをやらなかったりしています。自分を曲げているとも言えるでしょう。

あなたには、最近、お金を理由にして、何かをやめたことがありますか?お金がかかるので、旅行はやめよう、趣味の習い事はやめよう。こうした日常のことから、結婚、独立をあきらめたという人生の一大事まであると思います。

逆に、「お金を稼ぐ」という点でも、残業代がもらえるから、イヤだけど我慢して働く、嫌いな人と一緒に仕事をする、といったことは誰でも経験しているのではないでしょうか?

また、本当は自分が嫌いな仕事なのに、安定した収入が見込めるからという理由で、働いている人もいます。

お金から卒業するのに、莫大な資産や収入が必要なわけではありません。人生を生きる基準を、「お金中心」から「自分中心」に戻すだけでいいのです。

一生食べていくお金を持つ、あるいは「これから何をやっても食いっぱぐれがないだろうな」と感じるときが、お金から卒業するときです。

お金について不安を感じているうちは、まだ卒業とは言えません。

本田健

これからの時代には、「お金のIQ・EQ」をそれぞれ学んでおくことが大切です。今、お金の性質というのが、大きく変わってきています。ビットコインを始めとした仮想通貨も、いろいろなところで話題になっています。すごく儲けた人もいれば、大損した人もいるかもしれません。このようにお金の性質がどんどん変化する中で、特に大切なのは、お金の本質、お金の法則をしっかりと身につけておくことです。今日は、そのあたりのことをかいつまんでお伝えしましょう。

「お金のIQ」というのは、つまりは知性のことです。それには稼ぐ・使う・守る・増やすというのがあって、それぞれに学ぶことがあります。「お金のEQ」というのは、またちょっと違う体系なのですが、お金に対する感情的な知性であり、感性です。そしてそれには、受け取る・感謝して味わう・信頼する・分かち合う、の4つがあります。

お金についての様々なことを、ほとんどの人たちが学んでいません。「無駄遣いするな・できたら貯金しろ・保証人になるな」、これは日本人のお金のIQ3原則といわれるのですが、それ以外のことはほとんど親から教わっていません。無駄遣いするなと言うけれども、無駄遣いが人生の楽しみでもあります。そういう意味で、お金とどう付き合うのか、どう稼いで、どう使うのか、どう貯めるのか、どう増やすのか、どう守るのか、どう楽しむのか。こういったことを学ぶ必要があります。

実際、今後の世界経済の流れについてですが、誰にもはっきりと予測することができません。しかし、これから混乱期に入るのは間違いないと思います。日本はまだ比較的安定しているとはいえ、政府の債務が1,000兆円もあります。日本の個人予算があるからいいようなものの、これのどこが火種になってもおかしくない状況で、みんながだましだまし生きています。あと数年は何とかなるかもしれませんが、その後どうなるのかは誰も分からないと思います。

そしてその時、お金に対する感覚が変わるのではないかと思います。今まで「お金というのはこうだ」ということから、「なくてもいいじゃん」というような形になるのです。貨幣経済から切り離されて生活する人が、出てくるのではないかと思います。お金は稼がないので税金も払わないけれども、持ち家はありますという人も出てくるでしょう。おばあちゃんの家に住んで、月2万円で生活している、というような人たちも出てくるのではないかと思います。つまり、どこかの会社に勤めて、幾らもらって、家賃を払ってという現状とは、全く違った生き方がそこにはあるのではないかと思います。

この先、私たちはそうした経済の流れに巻き込まれていくことを知っておくことが大切なのです。そしてその時に、どういう気持ちでいたいか、ということを今から考えておくとよいでしょう。

 

本田健



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一般的に、投資のやり方は、ごく身近なものに先に投資するという話をしました。自分のライフワークへの投資が一番確実だから、自分のお店に投資したり、スキルを高めるために、いろんなことを学んだりする人が多い、といったことです。

幸せな小金持ちたちは、自分のライフワークをメインにしているので、常に携帯を見たり、画面を見て取引している人は、ほとんどいません。それ自体がライフワークでもない限り、もっと楽しいことがあるからです。法律、医療、建築などの専門分野のことを研究したり、料理の方法、ヒーリング技法を身につけることに、時間もお金も使いたいと考えるわけです。

では、他の投資を全くしないかというと、そんなことはありません。彼らのキャッシュフローは、プラスであることが多いので、そのキャッシュフローを使って、何かには投資しているわけです。実は一番多いのが、普通の貯金です。何かあったらすぐに使えるからです。未公開の株を友人に頼まれて引き受けることはあっても、儲かりそうだからという理由で買うことはありません。なぜなら、大きく当たる可能性は少ないし、すぐにキャッシュにすることが難しいからです。まだ資産規模が小さいうちは、預貯金や株、投資信託といった現金化しやすい資産として持っている人の方が多いでしょう。

資産レベルでいうと、2億円あたりを超えて来て、初めて、不動産や絵画などにシフトしていくのです。お医者さんが、毎年、小さなマンションを買い足していったり、海外のリゾートに投資したりするイメージでしょうか。こういう種類の資産は、1、2年でリターンを求めるような投資とは違い、現金以外の資産として持っておくという種類のものです。だから、5年、10年ほったらかしになっていることも多いのです。

ファンドマネージャーでもない限り、毎年の利回りは関係がないからです。こういう種類の投資は、のちに大きなリターンを生むことになります。時間を味方につけられる個人投資家が、機関投資家に勝てるのは、唯一この利点でしょう。現金を、10年後に資産価値が増えていそうなものに変えて行くという感覚で、資産を構築していると言えます。普通の人が考える投資とは、ちょっとイメージが違うと思います。忙しくない投資というのが、幸せ小金持ち流なのかもしれません。

 

本田健