本田健公式ブログ

本田健公式ブログ

著書累計800万部突破の作家の本田健の公式ブログです。
お金・ビジネス、恋愛や結婚、才能、人間関係など幅広い分野の
「人生が変わるきっかけ」となる情報をお届けしています。

こんにちは、本田健です。

「いつか海外で挑戦してみたい」
そう思いながらも、一歩を踏み出せない人は多いものです。

語学力や専門スキルがないと無理だと思っていませんか?

実は、海外で成功する人には共通する「あり方」があります。
今日は、僕がこれまで出会ってきた海外で活躍する人たちの特徴を3つお伝えしますね。

①「完璧」より「行動」を選ぶ人

海外で成功する人は、準備が完璧になるのを待ちません。
英語が完璧でなくても、資格がなくても、「とりあえずやってみよう」と動き出します。

失敗を恐れるより、失敗から学ぶことを選ぶ。
この姿勢が、異文化の中で生き抜く力になります。

僕の知人で、英語がほとんど話せないまま渡米した人がいます。
最初は苦労の連続でしたが、3年後には現地で起業していました。

彼が言っていたのは、「完璧を待っていたら、一生動けなかった」という言葉。
行動することで、必要なスキルは後からついてくるのです。

②「違い」を楽しめる人

文化や価値観の違いに対して、「おかしい」ではなく「面白い」と思える人は強いです。

日本の常識が通じない場面で、イライラするのではなく好奇心を持てる。
この柔軟性こそが、海外での人間関係を築く土台になります。

たとえば、時間にルーズな国で「なんで約束を守らないんだ」と怒り続ける人は、いつまでも馴染めません。

一方で、「この国ではそういう文化なんだ」と受け入れ、その中で自分なりのやり方を見つけられる人は、どんどん信頼を築いていきます。

違いは「壁」ではなく「扉」。
そう捉えられるかどうかで、海外生活の質は大きく変わります。

③ 自分の「軸」を持っている人

意外かもしれませんが、海外で成功する人ほど、自分が何者かをわかっています。

周りに流されず、自分の価値観や強みを理解している。
だからこそ、異文化の中でも自分らしさを発揮でき、信頼を勝ち取れるのです。

海外では
「あなたは何ができるの?」
「あなたはどう思うの?」
と常に問われます。

そのとき、自分の軸がないと、ただ周りに合わせるだけの存在になってしまう。
逆に、「自分はこれが得意で、こう生きたい」と言える人は、国籍に関係なく尊敬されます。

自分軸を持つことは、わがままとは違います。
自分を深く理解し、その上で他者と協力できる。

それが本当の意味での「グローバル人材」なのです。

最後に

海外で成功するために必要なのは、特別な才能ではありません。

行動力、柔軟性、そして自分軸。
この3つがあれば、どこにいても自分らしい人生を切り開いていけます。

そして面白いことに、この3つは海外に行く前から磨くことができます。

今いる場所で、小さな挑戦を重ねること。
違う価値観の人と対話すること。
自分が本当に大切にしたいものを見つめ直すこと。

まずは小さな一歩から。今日、何か新しいことに挑戦してみませんか?
その一歩が、やがて世界への扉を開く鍵になるはずです。

こんにちは、本田健です。

「どうしていつもそんなに元気なんですか?」
ありがたいことに、よくそう聞かれます。

たしかに、僕は疲れ知らずに見えるかもしれません。
国内外を飛び回り、セミナーをし、本を書き、人に会い、新しいプロジェクトを始める。
そんな日々を何十年も続けてきました。

でも、特別な健康法を実践しているわけではありません。
毎朝5時に起きて瞑想しているわけでも、厳格な食事制限をしているわけでもありません。
してたら、こんなにぽっちゃりしてません(笑)。

では、なぜいつも元気でいられるのか。
今日は、その3つの理由についてお話しします。

1. 新しい出会いにワクワクしている

私が元気でいられる一番の理由、それは「新しい出会い」へのワクワクです。

明日、どんな人に会えるだろう。
来週のセミナーには、どんな人が来てくれるだろう。
次の旅先では、どんな出会いが待っているだろう。
そう考えるだけで、心が躍ります。

人との出会いは、本当に不思議なものです。
たった一度の出会いが、人生を変えることがあります。

何気ない会話から、思いもよらないアイデアが生まれることがあります。「この人に会えてよかった」と心から思える瞬間が、人生には何度も訪れます。

私は、その瞬間が大好きなのです。

だから、人に会うことを面倒だと思ったことがありません。
初対面の人と話すことに緊張もしません。

むしろ、
「この人はどんな人生を歩んできたのだろう」
「どんな夢を持っているのだろう」
と、好奇心でいっぱいになります。

出会いを「エネルギーを奪われるもの」と捉えるか、「エネルギーをもらえるもの」と捉えるか。

この違いは、とても大きいと思います。

2. ライフワークからエネルギーをもらっている

元気でいられる二つ目の理由、それはライフワークを生きているからです。

「仕事をするとエネルギーを消耗する」と思っている人は多いでしょう。
月曜日が憂鬱で、金曜日が待ち遠しい。
仕事が終わるとぐったりして、週末は寝て過ごす。

でも、それは「仕事」が悪いのではありません。
その仕事が「ライフワーク」ではないだけなのです。

ライフワークとは、やっているだけで幸せを感じる仕事。
時間を忘れて没頭できる仕事。
お金をもらわなくてもやりたいと思える仕事。

そうした仕事に出会えると、仕事はエネルギーを奪うものではなく、エネルギーを与えてくれるものに変わります。

3. 楽しいことしかしていない

三つ目の理由、これが一番シンプルかもしれません。

僕は、楽しいことしかしていないのです。

「そんなの無理だ」
「現実はそうはいかない」
という声が聞こえてきそうです。

たしかに、人生には「やらなければならないこと」があります。
仕事、家事、義務、責任。
それらを全部放り出して、好きなことだけするわけにはいかないでしょう。

でも、言いたいのは、少し違うことです。
同じことをしていても、「楽しむ」と決めるかどうかで、まったく違う体験になるということです。

自分がやる必要のないことは、人に任せる。
どうしても合わない人とは、距離を置く。
エネルギーを奪われる環境からは、離れる。

「楽しいことしかしない」というのは、わがままではありません。
自分のエネルギーを守るための、大切な選択なのです。


楽しくないことを我慢して続けていると、エネルギーはどんどん減っていきます。
そして気がつけば、何をしても楽しめない自分になっている。

逆に、楽しいことを選び続けていると、エネルギーは増えていきます。
そして、その元気が周りの人にも伝染していく。

あなたの毎日は、楽しいことで満たされていますか?

もし「楽しくない」と感じることが多いなら、それは人生からのサインかもしれません。
何かを変える時期が来ているのかもしれません。

こんにちは、本田健です。

「成功する人は、よく動く」
これは、多くの成功者を見てきた中で感じることです。

彼らは、一つの場所にじっとしていません。
国内外を飛び回り、さまざまな場所に足を運び、人に会いに行きます。

もちろん、移動すれば成功するという単純な話ではありません。
でも、移動距離が長い人には、ある共通した特徴があるのです。

今日は、なぜ移動距離が長い人の方が成功しやすいのか、その3つの理由についてお話しします。

1. 移動は「偶然の出会い」を生み出す

成功した人に「人生の転機は何でしたか?」と聞くと、多くの人が「あの人との出会い」を挙げます。

ビジネスパートナーとの出会い。メンターとの出会い。
人生を変える一冊の本を勧めてくれた人との出会い。
運命のパートナーとの出会い。

そうした出会いの多くは、「たまたま」起きています。
たまたま参加したセミナーで隣に座った人。
たまたま出張先で紹介された人。
たまたま旅先のカフェで話しかけてきた人。

この「たまたま」は、家にいては起きません。
いつもと同じ場所で、いつもと同じ人とだけ会っていては、人生を変えるような出会いは訪れないのです。

移動距離が長い人は、「偶然の出会い」の確率を自ら高めているのです。

もちろん、すべての移動が実りあるわけではありません。
何も起きない出張もあるでしょう。
誰とも出会わない旅もあるでしょう。

でも、打席に立たなければ、ヒットは打てません。
移動という「打席」に立ち続けることで、いつか必ず「人生を変える出会い」がやってくるのです。

成功者は、この法則を直感的に知っています。
だから、彼らは動き続けるのです。

「面白そうだ」と思ったら、すぐに現地に行く。
「会いたい」と思ったら、すぐに会いに行く。

そのフットワークの軽さが、人生を切り拓いていくのです。

2. 移動は「視点」を増やしてくれる

同じ場所にいると、私たちの視点は固定されていきます。

毎日同じ道を通り、同じオフィスで働き、同じ人と話す。
そうした日常の中では、「これが普通だ」「こうするのが当たり前だ」という固定観念が、知らず知らずのうちに形成されていきます。

これは、ある意味で危険なことです。

なぜなら、ビジネスでも人生でも、成功のカギは「他の人が見ていないものを見る」ことにあるからです。
みんなと同じものを見て、みんなと同じことを考えていては、みんなと同じ結果しか得られません。

移動は、この「固定された視点」を壊してくれます。
違う土地に行けば、違う常識があります。
違う文化があり、違う価値観があり、違うビジネスのやり方があります。

東京では当たり前のことが、大阪では通用しない。
日本では常識でも、海外では非常識。

そうした「違い」に触れることで、私たちの視点は広がっていきます。

「あ、こういうやり方もあるんだ」
「この発想はなかった」
「これを自分のビジネスに取り入れたらどうだろう」
そうした気づきは、移動の中で生まれます。

成功する人は、常に新しい視点を取り入れようとしています。
本を読み、人に会い、そして移動する。

それは、自分の視点を増やし、より良い判断ができるようになるためなのです。

一つの視点しか持たない人と、百の視点を持つ人。
どちらがより良い決断ができるかは、明らかでしょう。

移動距離が長い人は、知らず知らずのうちに、この「視点の資産」を積み上げているのです。

3. 移動は「行動力」の証である

移動距離が長い人が成功しやすい最大の理由、それは移動そのものが「行動力」の表れだからです。

考えてみてください。
移動するには、さまざまなハードルがあります。

時間を確保しなければならない。
お金がかかる。
体力も使う。
スケジュールを調整する必要がある。
家族や仕事との兼ね合いもある。

それでも動く人は、「やる」と決めたら実行する人です。
言い訳を探すのではなく、どうすればできるかを考える人です。

移動距離は、行動力のバロメーターなのです。

「いつか行きたい」と言いながら、ずっと行かない人がいます。
「機会があれば会いたい」と言いながら、自分からは動かない人がいます。

一方で、「行きたい」と思ったらすぐにチケットを取る人がいます。
「会いたい」と思ったら、すぐに連絡して会いに行く人がいます。

この違いが、人生の結果を大きく分けていきます。

成功する人は、「思考」と「行動」の距離が短いのです。
考えたら、すぐに動く。迷ったら、とりあえず動いてみる。

移動距離が長いということは、この「思考と行動の距離の短さ」を持っている証拠なのです。

だからこそ、移動距離が長い人は成功しやすい。移動そのものが成功を生むのではなく、移動を可能にしている「行動力」が、あらゆる場面で成功を引き寄せるのです。

では、どうすればいいのか?

ここまで読んで、「じゃあ、とにかく移動すればいいのか」と思うかもしれません。

もちろん、やみくもに動けばいいわけではありません。
大切なのは、「意図を持って動く」ことです。

「この人に会いたいから、行く」
「この場所を自分の目で見たいから、行く」
「この経験をしたいから、行く」
そうした意図を持った移動が、人生を変えていきます。

最初は小さな移動からで構いません。
いつもと違う道を歩いてみる。
行ったことのないお店に入ってみる。
少し遠くのセミナーに参加してみる。

そうした小さな移動を重ねるうちに、フットワークは軽くなっていきます。そして気がつけば、あなたの移動距離は伸び、人生の可能性も広がっているはずです。

こんにちは、本田健です。

海外に出ていると、気がつくことがいっぱいあります。
今日はいくつかの気づきを書いてみたいと思います。

1. 日本の「当たり前」が当たり前ではないこと

電車が時刻通りに来る。コンビニが24時間開いている。
お店の人が丁寧に接してくれる。
道にゴミが落ちていない。

海外に出ると、私たちが無意識に享受していた「快適さ」が、実は世界標準ではありえないものだとわかります。

外国では、バスが30分遅れても誰も文句を言いません。
店員さんがスマホをいじりながら接客しています。

最初は戸惑ったり、イライラするかもしれません。
でも、それが「普通」の国もあるのです。

これは不満を感じるためではなく、感謝の目を取り戻す旅でもあります。

帰国後、いつもの電車に乗ったとき、コンビニで買い物をしたとき、「ありがたいな」と思える自分がいる自分がいます。

2. 自分が本当に大切にしているものが見えてくる

限られたスーツケースに何を詰めるか。
異国の地で何に時間を使いたいか。
旅は「選択」の連続です。

有名な観光地を巡りたい人もいれば、地元のカフェでゆっくり本を読みたい人もいる。
美術館に何時間もいたい人もいれば、市場を歩いて現地の人と触れ合いたい人もいると思います。

その選択の中に、あなたの本当の価値観が映し出されます。
日常では「やるべきこと」に追われて見えなくなっていた「本当の自分」に出会えるのです。

旅から帰ったとき、
「自分はこういうことが好きだったんだ」
「こういう時間を大切にしたいんだ」という発見があるでしょう。

それは、これからの人生を設計する上で、大きなヒントになります。

3. 言葉が通じなくても、人は繋がれる

「英語が話せないから海外旅行は不安」という人は多いです。

でも実際に旅に出ると、完璧な英語が話せなくても、笑顔とジェスチャーで現地の人と心が通じ合う瞬間があります。

道に迷ったとき、親切に案内してくれた人。
レストランで隣に座った人との何気ない会話。
言葉は片言でも、お互いに「伝えたい」「理解したい」という気持ちがあれば、不思議と通じ合えるものです。

この経験は、「自分は不完全でも大丈夫」という自己肯定感を育ててくれます。

コミュニケーションの本質は、言葉ではなく心だと体感できるのです。

そして帰国後、日本語が通じる環境で「言葉があるのに、心が通じていない関係」に気づくこともあるかもしれません。
それもまた、大切な学びです。

海外にいると、日本の当たり前が、感動的にすごいことだったということを感じます。
本当にありがたいですね。帰ってくるたびに、おお!ってなります。

コロナが終わってしばらくたつのに、海外旅行をしない人がけっこういます。ぜひ海外に出てください。

こんにちは、本田健です。

「忙しくて自分の時間がない」
「いつも誰かといなければならない」
「一人になる余裕がない」
──そんな生活を送っていませんか。

友人、家族、恋人、同僚
──常に誰かと繋がり、常に誰かの期待に応え、気づけば自分が消えてしまっている。

でも、不思議なことに、いつも誰かといる人ほど、人間関係がうまくいっていません。
疲れやすく、イライラしやすく、相手を大切にする余裕がありません。

一方で、一人の時間を大切にしている人ほど、人との関係が豊かで、深く、温かいのです。
なぜでしょうか。

それは、一人の時間があるからこそ、人を本当の意味で大切にできるからです。
孤独を恐れず、自分と向き合える人だけが、他人と本当に繋がれるのです。

ここでは、「一人の時間」がある人ほど、人を大切にできる理由をお伝えします。

自分が満たされているから、与えられる

一人の時間がある人ほど人を大切にできる最大の理由は、「自分が満たされているから」です。

一人の時間は、自分を充電する時間です。
心を休め、好きなことをして、自分自身と対話する。
その時間があるからこそ、心のコップが満たされるのです。

空っぽのコップからは、何も注げません。
自分が満たされていない人は、他人から奪おうとします。

承認を求め、時間を求め、エネルギーを求めます。
そして、相手が期待通りに応えてくれないと、不満を抱き、関係がギクシャクします。

でも、一人の時間で自分を満たしている人は違います。
すでに心が満ちているから、他人に何かを求めません。

むしろ、与える側に回れます。
「あなたに何かしてあげたい」という純粋な気持ちで、人と接することができるのです。

一人の時間を持つことは、わがままではありません。
むしろ、人に優しくするための準備です。

自分を大切にできる人だけが、他人も大切にできるのです。

依存ではなく、自立した関係を築ける

一人の時間がある人ほど人を大切にできる二つ目の理由は、「依存ではなく、自立した関係を築けるから」です。

一人でいることを恐れる人は、誰かに依存してしまいます。
「この人がいないと生きていけない」
「一人は寂しい」
──そんな不安が、相手を束縛し、重い関係を作ってしまうのです。

でも、一人の時間を楽しめる人は違います。
一人でも幸せでいられるから、相手に依存しません。

「あなたといたい」けれど、「あなたがいなければダメ」ではない。
この違いが、関係を健全に保ちます。

依存的な関係は、窒息します。
相手の自由を奪い、お互いを縛り付け、やがて疲弊していきます。

でも、自立した関係は、風通しが良いのです。
お互いが自分の時間を持ち、それぞれの人生を生き、その上で繋がっている。
この軽やかさが、長続きする関係を作ります。

一人の時間を持つことで、「私は私、あなたはあなた」という境界線が明確になります。

その境界線があるからこそ、健全な距離を保ち、尊重し合える関係が築けるのです。

相手の「一人の時間」も尊重できる

一人の時間がある人ほど人を大切にできる三つ目の理由は、「相手の一人の時間も尊重できるから」です。

自分が一人の時間の大切さを知っているから、相手にもその時間が必要だと理解できます。

一人の時間がない人は、相手にも常に一緒にいることを求めます。
連絡が来ないと不安になり、会えないと寂しがり、相手が一人で何かをすることを理解できません。

「なぜ私より一人の時間を選ぶの?」と責めてしまうのです。
でも、一人の時間の価値を知っている人は違います。

相手が一人でいたい時、それを尊重できます。
「一人の時間も大切だよね」と理解し、無理に会おうとしません。

その寛容さが、相手を安心させ、関係を深めていくのです。

人は、自由を奪われると息苦しくなります。
でも、自由を与えられると、かえって近づきたくなるものです。

一人の時間を尊重し合える関係は、お互いに自由で、だからこそ深く繋がれるのです。

「今ここ」に集中できる

一人の時間がある人ほど人を大切にできる四つ目の理由は、「今ここに集中できるから」です。

一人の時間がないと、心はいつも何かに追われています。
やらなければならないこと、言いたかったこと、自分の感情
──それらが処理されないまま、心の中に溜まっていきます。

そんな状態で人と会っても、上の空になってしまいます。
相手の話を聞いているようで、実は自分のことで頭がいっぱい。

心ここにあらずの状態では、相手を大切にすることはできません。

でも、一人の時間で心を整理している人は違います。
自分の感情を処理し、やるべきことを終わらせ、心をクリアにしています。

だから、人と会う時、100%その人に集中できます。
目を見て、話を聞いて、その瞬間を大切にできるのです。

人は、「ちゃんと見てもらえている」と感じた時、愛されていると実感します。

一人の時間を持つことで、あなたは相手に全身全霊で向き合えるようになります。
その誠実さが、相手を大切にすることに繋がるのです。

自分を知っているから、他人も理解できる

一人の時間がある人ほど人を大切にできる五つ目の理由は、「自分を知っているから、他人も理解できるから」です。

一人の時間は、自分と向き合う時間です。自分の感情、価値観、弱さ、強さ──それらを知ることで、自己理解が深まります。

自分を知っている人は、他人も理解できます。
自分にも弱さがあると知っているから、他人の弱さも許せます。

自分も間違えることがあると知っているから、他人の失敗も受け入れられます。
自分を深く知ることで、人間というものへの理解が深まるのです。

逆に、自分と向き合う時間がない人は、自分を知りません。
だから、他人の気持ちも想像できません。

「なぜあの人はこうなんだろう」と不思議に思い、イライラし、理解できずに距離を置いてしまいます。

一人の時間で自分を知ることは、他人を大切にする土台です。
自分という人間を深く理解することで、目の前の人も深く理解できるようになります。

その理解が、温かい人間関係を作るのです。

一人を楽しめる人は、一緒にいても楽しい

一人の時間を大切にする人は、一人でいることを楽しめます。
そして、そんな人と一緒にいると、不思議と楽しいのです。

なぜなら、相手に依存せず、自分の人生を生きているから。
その自立した姿勢が、魅力を生み出すのです。

一人を楽しめる人は、話題が豊富です。
本を読み、映画を見て、新しいことに挑戦し、自分の世界を広げています。

だから、会った時に面白い話ができます。
一緒にいて刺激的で、学びがあり、楽しいのです。

さらに、一人を楽しめる人は、相手に過度な期待をしません。
「楽しませてほしい」
「退屈を紛らわせてほしい」ではなく、
「一緒にこの時間を楽しもう」という姿勢です。

その軽やかさが、一緒にいて心地よい空気を作ります。
一人の時間を持つことは、人との時間の質を高めます。

一人で充実しているから、人といる時も充実できる。
その好循環が、豊かな人間関係を作るのです。

一人の時間は、人を愛する力を育てる

一人の時間がある人ほど、人を大切にできる。
それは、一人の時間が、人を愛する力を育ててくれるからです。

自分を満たし、自立し、相手を尊重し、今に集中し、理解を深める
──これらすべてが、一人の時間から生まれます。

一人でいることを恐れないでください。孤独を楽しんでください。
その時間が、あなたを人間的に成長させ、人との繋がりをもっと豊かにしてくれます。

いつも誰かといなければならない、そんな生き方は疲れます。
でも、一人の時間を大切にし、その上で人と繋がる生き方は、軽やかです。

自分も相手も大切にできる、そんなバランスの取れた関係が築けるのです。
今日から、一人の時間を意識的に作ってみませんか。

その時間が、あなたを変え、あなたの人間関係を変えていきます。

一人を楽しめる人は、人生を楽しめる人です。
そして、そんな人の周りには、自然と温かい人が集まってくるのです。

人生を自由に生きている人たちといると、いかに自分が制限の中で生きていたかを感じます。自由なようでいて、いろんな人に遠慮している自分がいます。

 

国を離れ、会社生活を離れ、家族と離れ、自分が慣れ親しんだ文化からも離れる。これは、なかなか日本人にはできないことだと思います。

 

世界中でチャイナタウンはあるのに、ジャパンタウンがないのは、日本人の帰巣本能が高い体という話を聞いたことがあります。若いうちはいいけど、老後は日本で過ごすというのが多くの日本人の願いのようです。外国の人と結婚した場合には、そのまま海外に残るケースも多いですが、子供がいなかったり、離婚したり死別すると、それを機に帰国する人も多いようです。

 

やっぱり日本は食べ物の美味しいからなぁ。日本に帰りたい気持ちわかる!

 

いろんなものから自由になっている人と話すと、自分がいかに家族、友人、会社のスタッフ、日本の社会、世間を気にしているかに気づきます。

 

自分が不自由でいることは、本当に自由な人と一緒に時間を過ごすとすぐに感じることなんですね。自分にとっての自由は何なのか、真剣に考えているところです。


皆さんは、全部リセットして、海外に住んでみたいと思うことはありませんか?

 

こんにちは、本田健です。

親との関係──それは、人生で最も深く、そして最も複雑な関係です。

愛情と憎しみ、感謝と怒り、依存と自立。
相反する感情が入り混じり、多くの人が悩み、苦しんでいます。

「もっと理解してほしかった」
「なぜあんなことを言われたのか」
「親のせいで自分はこうなった」
──そんな思いを抱えたまま大人になり、親との関係が人生の重荷になっていることがあります。

親を許せない、親と話すと疲れる、親から逃げたい。
でも、血の繋がりは切れない。
その葛藤が、心を蝕んでいくのです。

親との関係を癒すことは、親のためではありません。
あなた自身のためです。

親との未解決な問題は、あなたの人間関係、自己肯定感、人生観に影響を与え続けます。

その傷を癒した時、あなたは本当の意味で自由になれるのです。
ここでは、親との関係を癒す"3つのステップ"をお伝えします。

ステップ① 親を「一人の人間」として見る

親との関係を癒す第一歩は、親を「親」としてではなく、「一人の人間」として見ることです。

多くの人は、親を理想化しすぎています。
親は完璧であるべき、親は自分を無条件に愛するべき、親は常に正しいべき──そんな期待を抱いてしまうのです。

でも、親も人間です。不完全で、間違いを犯し、自分の傷を抱えています。あなたの親も、かつては子供でした。

親に愛されたかった、認められたかった、その願いが叶わなかったかもしれません。
その傷を抱えたまま、親になったのです。

親があなたにしたことは、決して正当化されるべきではありません。
でも、「なぜそうしたのか」を理解することはできます。

親も完璧ではなかった、親も苦しんでいた、親も精一杯だった
──そう認めることで、少しずつ心が軽くなっていきます。

親の人生を想像してみてください。
どんな子供時代を過ごしたのか、どんな苦労をしてきたのか、どんな夢を諦めたのか。

親を「あなたの親」としてではなく、名前を持つ一人の人間として見つめ直すのです。

親を理想から降ろし、等身大の人間として見ること。それが、癒しの第一歩です。

ステップ② 自分の感情に正直になり、表現する

親との関係を癒す第二のステップは、自分の感情に正直になることです。

多くの人は、親への怒りや悲しみを押し殺しています。
「親に感謝すべき」
「親を責めてはいけない」
──そんな思い込みが、本音を言えなくしているのです。

でも、抑圧された感情は消えません。心の奥底に沈殿し、ずっとあなたを苦しめ続けます。

癒すためには、まずその感情を認めることです。
怒っている、悲しい、裏切られた、愛されなかった
──どんな感情も、否定せずに認めてあげるのです。

そして、その感情を表現しましょう。親に直接言う必要はありません。

まずは、紙に書き出すことから始めましょう。
「お父さん、私はあなたに対してこう思っています」と、手紙形式で書く。誰にも見せなくていい。
ただ、心の中の言葉を全部吐き出すのです。

泣いてもいい、怒ってもいい。その感情を抑え込まず、出し切ってください。
感情は、表現されることで初めて解放されます。

ずっと溜め込んでいたものが出ていくと、心に空間が生まれます。
その空間が、癒しを受け入れるスペースになるのです。

感情に正直になることは、親を攻撃することではありません。
自分を大切にすることです。

あなたの感情は、すべて正当です。
それを認めてあげることが、癒しへの道なのです。

ステップ③ 「理解」と「許し」を分ける

親との関係を癒す第三のステップは、「理解すること」と「許すこと」を分けることです。
多くの人は、「親を理解したら、許さなければならない」と思い込んでいます。

でも、それは違います。
理解することと、許すことは、別のプロセスなのです。

親がなぜそうしたのか、理解できるようになるかもしれません。
親も苦しんでいた、親も被害者だった
──その背景が見えてくるかもしれません。

でも、だからといって、許す必要はないのです。

許すとは、相手の行為を正当化することではありません。
「もういい」と手放すことです。

でも、それは時間がかかります。
無理に許そうとすると、かえって苦しくなります。

許せないなら、「今は許せない」でいいのです。

大切なのは、許せない自分を責めないことです。
「親を許せない自分はダメだ」と思わないでください。

あなたが許せないのは、それだけ傷ついたからです。
その痛みを認めてあげることが、まず必要です。

そして、許さなくても、「執着」は手放せます。
許していなくても、「もうこのことでエネルギーを使わない」と決められます。

親の行為を認めなくても、「私の人生は私のもの。
もう親の影響を受けない」と宣言できます。

許しは、ゴールではありません。癒しのプロセスの一部です。
いつか許せる日が来るかもしれないし、来ないかもしれない。

どちらでもいいのです。
大切なのは、親との関係があなたの人生を支配しなくなることです。

癒しのプロセスはまっすぐではない

親との関係を癒すプロセスは、まっすぐな道ではありません。

良くなったり、戻ったり、また前進したり。
その繰り返しです。

ある日突然怒りが湧いてくることもあれば、急に悲しくなることもあります。
それは普通のことです。

焦らないでください。
癒しには、時間がかかります。
一年かかるかもしれないし、十年かかるかもしれない。

でも、その時間は無駄ではありません。
少しずつ、確実に、あなたは自由になっていきます。

親との関係を癒すことは、親と仲良くなることではありません。
距離を置くことが必要なら、それも癒しの一部です。会わないという選択も、あなたを守るための正しい選択です。

癒しとは、あなたが平和に生きられるようになることなのです。

あなたは、親の人生ではなく、自分の人生を生きていい

親との関係に悩むあなたへ。あなたは、親の期待を満たすために生まれてきたのではありません。

親の夢を叶えるためでも、親を幸せにするためでもありません。
あなたは、あなた自身の人生を生きるために生まれてきたのです。

親を一人の人間として見て、自分の感情に正直になり、理解と許しを分ける。
この三つのステップを踏むことで、少しずつ心は軽くなっていきます。

親との関係が、あなたの人生を縛ることはなくなります。
親との関係を癒すことは、親を切り捨てることではありません。

むしろ、本当の意味で自立することです。
親に依存せず、親を恨まず、ただ自分の人生を生きる。
その自由を手に入れることです。

今日から、癒しの第一歩を踏み出してみませんか。
親を人間として見つめ、自分の感情を認め、自分のペースで進んでいく。

その旅が、あなたを本当の自由へと導いてくれます。
あなたの人生は、あなたのものです。もう、誰にも奪わせないでください。

こんにちは、本田健です。

あなたの周りに、会うたびに元気をもらえる人はいますか。
特別なことを言うわけでもない、何かをくれるわけでもない。

でも、その人と話すだけで心が軽くなり、笑顔になり、「また頑張ろう」と思える。
そんな人がいるだけで、人生は驚くほど豊かになります。

一方で、会うと疲れる人もいます。
愚痴や不満ばかり聞かされたり、マウンティングされたり、ネガティブな空気に引きずり込まれたり。

同じように人と会っているのに、なぜこんなに違うのでしょうか。

実は、会うたびに元気をくれる人には、共通点があります。
それは、特別な才能でも、生まれ持った性格でもありません。

日々の習慣と、心のあり方なのです。

ここでは、会うたびに元気をくれる人の共通点をお伝えします。
そして、あなた自身も、誰かにとってそんな存在になれるヒントを見つけてください。

自分が満たされている

会うたびに元気をくれる人の最大の共通点は、「自分自身が満たされている」ことです。

心に余裕があり、自分の人生を楽しんでいて、幸せを感じています。
だからこそ、他人にもエネルギーを分け与えられるのです。

空っぽのコップからは、水を注げません。
自分が満たされていない人は、他人から奪おうとします。

承認を求め、同情を求め、時間を奪い、エネルギーを吸い取っていきます。そうした人と会うと、疲れるのは当然です。

でも、満たされている人は違います。
自分のコップが溢れているから、自然と他人にも分け与えられます。

無理をして与えているのではなく、余っているから分けている。
その軽やかさが、相手を疲れさせないのです。

自分を満たすことは、わがままではありません。
むしろ、他人に元気を与えるための準備です。

自分の好きなことをして、心を満たして、幸せでいる。
その状態でいるからこそ、人は周りを明るくできるのです。

元気をくれる人は、まず自分を大切にしています。
そして、その余裕が、周りの人を幸せにしているのです。

相手の話を本当に聴く

会うたびに元気をくれる人は、「聴く力」を持っています。

ただ黙って聞くのではなく、心から関心を持って、相手の話に耳を傾けます。
目を見て、頷いて、共感して、相手の言葉を受け止めます。

多くの人は、相手が話している間、次に何を言おうか考えています。
自分の話をしたくて、相手の話を遮ってしまいます。

でも、元気をくれる人は違います。相手の話を最後まで聴き、理解しようとします。
その姿勢が、相手に「大切にされている」という実感を与えるのです。

人は、話を聴いてもらうだけで癒されます。
アドバイスがなくても、解決策がなくても、ただ受け止めてもらえるだけで心が軽くなります。

元気をくれる人は、そのことを知っています。
だから、焦ってアドバイスしたり、自分の経験談を語ったりせず、ただ静かに聴くのです。

「あなたのことを知りたい」
「あなたの話を聞きたい」
──その純粋な関心が、相手を元気にします。

聴くことは、最高のギフトなのです。

ポジティブだが、無理していない

会うたびに元気をくれる人は、ポジティブです。

でも、それは無理に明るく振る舞っているのではありません。
自然体で、前向きなのです。

無理にポジティブな人は、実は疲れます。なぜなら、その明るさの裏に、必死さや焦りが見えるからです。

「明るくしなければ」
「元気でいなければ」
という義務感が、相手にも伝わってしまうのです。

でも、自然体でポジティブな人は違います。
辛いことがあっても、それを受け入れながら、前を向いています。

完璧ではない自分を認めながら、それでも人生を楽しんでいます。
その等身大の前向きさが、相手を安心させるのです。

元気をくれる人は、ネガティブな話も否定しません。
「辛いよね」と共感してくれます。

でも、そこで終わらず、「でも、きっと大丈夫だよ」と希望も見せてくれます。

現実を受け止めながら、未来を信じる。
そのバランスが、相手に勇気を与えるのです。

無理に明るくなる必要はありません。
ただ、人生を信じていること。その姿勢が、周りを元気にします。

相手を批判しない

会うたびに元気をくれる人は、他人を批判しません。

誰かの悪口を言わず、比較をせず、ジャッジをしません。
そのおかげで、一緒にいると心が安らぐのです。

批判ばかりする人と一緒にいると、疲れます。
なぜなら、「自分も裏で批判されているのでは」という不安が生まれるからです。

でも、批判しない人といると、安心できます。
「この人の前では、ありのままでいられる」と感じられるのです。

元気をくれる人は、人の良いところを見る習慣を持っています。
欠点ではなく、長所に目を向けます。

相手の小さな努力や変化に気づき、それを言葉にして伝えてくれます。
その優しい視線が、相手を勇気づけるのです。

批判しないことは、甘やかすことではありません。
相手を尊重することです。

「あなたはあなたのままでいい」というメッセージが、相手を元気にします。
人は、受け入れられた時、初めて力を発揮できるのです。

小さなことに喜びを見出す

会うたびに元気をくれる人は、小さなことに喜びを見出します。
美味しいコーヒー、きれいな空、偶然の再会、面白い話
──日常の中の小さな幸せに気づき、それを楽しんでいます。

その姿を見ていると、「人生って、こんなにも楽しいことで溢れているんだ」と気づかされます。
元気をくれる人は、特別なことをしているわけではありません。

ただ、今ここにある幸せを、丁寧に味わっているのです。
そして、その喜びを分かち合ってくれます。

「これ、すごく良かったよ」
「あれ、面白かったよ」
──そんな話を聞くと、こちらまで嬉しくなります。

喜びは伝染します。
元気をくれる人は、その喜びの波を、周りに広げてくれるのです。

大きな成功や派手な幸せを追わなくても、人生は豊かにできます。
元気をくれる人は、それを体現しています。

その姿が、「自分も今を楽しもう」と思わせてくれるのです。

あなたも、誰かを元気にする存在になれる

会うたびに元気をくれる人の共通点
──それは、自分が満たされていて、相手の話を聴き、自然体でポジティブで、批判せず、小さなことに喜ぶこと。

そのどれもが、特別な才能ではなく、日々の習慣と心のあり方です。

つまり、誰でもそうなれるということです。
あなたも、誰かにとって「会うたびに元気をくれる人」になれます。

そのためには、まず自分を満たすこと。
自分を大切にし、人生を楽しみ、心に余裕を持つこと。
そして、目の前の人に誠実に向き合うこと。

聴いて、受け入れて、喜びを分かち合う。
その積み重ねが、あなたを誰かの光にしてくれます。

世界は、元気をくれる人を必要としています。
あなたがその一人になれば、周りの人の人生も変わります。

そして、あなた自身の人生も、もっと豊かになっていくのです。
今日から、誰かを元気にする存在になってみませんか。

それは、あなた自身を元気にする、最高の方法でもあるのです。

こんにちは、本田健です。
今回は、スピリチュアル・カウンセラーの並木良和さんと私の対談動画から、「冬至前にしておくべきこと5選」を記事としてまとめました。

冬至は、1年の中でも大きな切り替わりのタイミング。並木さん曰く、「サナギから蝶になるような、大きな生まれ変わりのチャンス」だそうです。

このエネルギーの波にうまく乗ることで、頑張らなくてもスムーズに望む方向へ人生がシフトしていきます。

では、具体的に何をすればいいのでしょうか?

冬至までにやっておきたい5つのこと

1.古いエネルギーを手放す

これまでの人生で刷り込まれてきた「古い信念体系」や「観念」を手放しましょう。

・お金を稼ぐには苦労しなければならない
・幸せになるには努力が必要だ
・自分には価値がない

これからの「風の時代」には、こうした古いルールはそぐいません。

「私は新しい世界に行くので、これを手放します」と宣言し、自分を制限する思い込みを水に流すように手放していきましょう。

2.感情の「棚卸し」をする

ネガティブな感情を人のせいにしていませんか?

「あの人のせいでイライラさせられた」と思っているうちは、感情の棚卸しはできません。

「感情は自分で選んでいる」という視点に立ち、「私はこれからどんな感情を選んで生きたいか?」を自分に問いかけてみてください。

そして、喜び、愛、ワクワクなど、自分が本当に感じたい感情へと置き換えていきましょう。

3.「感謝のリスト」を書く

頭の中で思うだけでなく、実際にスマホやノートに「感謝できること」を書き出してみましょう。

・雨風しのげる家がある
・今日、誰かが助けてくれた
・間に合わないと思ったことが間に合った

書き出すことで可視化され、「私の人生ってこんなに感謝で溢れているんだ」と肯定できるようになります。

また、「予祝(よしゅく)」として、まだ起きていない未来の感謝(例:本が出版できてありがとう!)を先に書き、その時の感情をリアルに味わうのもおすすめです。

4.新しいビジョンを描く

あなたの魂の計画書(ブループリント)を知っている「ハイヤーセルフ」に聞いてみましょう。

リラックスして瞑想状態に入り、ハイヤーセルフをイメージして問いかけます。
「これからの私の魂がワクワクするビジョンを教えてください」

今の延長線上ではなく、想定外に面白い未来のビジョンを受け取り、それを自由に描いてみてください。

5.「光の時間」を味わう

私たちの本質は「光」です。

キラキラしたものを見たり、身につけたり、美しい照明を眺めたりして、「光を感じる時間」を意識的に作りましょう。

生き生きと輝いて生きること、それ自体が「光の時間」を過ごすことになります。

軽やかに「蝶」へと変容しよう

  1. 古いエネルギーを手放す

  2. 感情の棚卸しをする

  3. 感謝のリストを書く

  4. 新しいビジョンを描く

  5. 光の時間を味わう

これら5つを冬至までに行うことで、あなたはサナギから美しい蝶へと生まれ変わり、新しい年を最高の状態で迎えることができるでしょう。

こんにちは、本田健です。

誰にでも、「どうしても好きになれない人」がいます。
顔を見るだけでイライラする、言動が気になって仕方ない、できれば関わりたくない
──そんな人が、職場や学校、あるいは身近にいるかもしれません。

多くの人は、嫌いな人を「邪魔な存在」として避けようとします。
でも実は、あなたが嫌いな人ほど、あなたに大切なメッセージを届けてくれる存在なのです。

嫌いという感情は、ただの不快感ではありません。
それは、あなた自身を知るための、重要なヒントなのです。

ここでは、"嫌いな人"が教えてくれる大切なメッセージについてお伝えします。

嫌いな人は「自分の影」を映す鏡

心理学に「シャドウ(影)」という概念があります。

これは、自分の中で認めたくない部分、隠している部分のことです。
そして不思議なことに、私たちは他人の中に自分のシャドウを見た時、強い嫌悪感を抱くのです。

たとえば、自己中心的な人を嫌う人は、実は自分の中にも自己中心的な部分があることを認めたくないのかもしれません。

傲慢な人にイライラする人は、自分の中の傲慢さを抑圧しているのかもしれません。
ルーズな人が許せない人は、実は自分もルーズになりたいのに、それを許していないのかもしれません。

嫌いな人が持つ特徴を、紙に書き出してみてください。
「自分勝手」
「でしゃばり」
「ネガティブ」
「見栄っ張り」
──どんな言葉でも構いません。

そして、その特徴が、少しでも自分の中にないか、正直に向き合ってみるのです。

認めたくないかもしれません。
でも、その「認めたくない部分」こそが、あなたを苦しめているのです。

自分の影を認め、受け入れた時、不思議と相手への嫌悪感が薄れていきます。
なぜなら、もう相手の中に自分を見る必要がなくなるからです。

嫌いな人は、あなたに「自分と向き合いなさい」と教えてくれているのです。

嫌いな人は「境界線」を教えてくれる

嫌いな人が現れるのは、あなたの「境界線」が曖昧だからかもしれません。境界線とは、自分と他人の間に引く見えない線のことです。

「ここまでは許せるけど、ここからは許せない」という自分のルールです。
嫌いな人の言動にイライラするのは、その人があなたの境界線を越えてくるからです。

でも、その境界線を明確に伝えていないから、相手は気づかずに踏み込んでくるのです。
そして、あなたは我慢して、不満を溜め込み、最終的に爆発してしまいます。

嫌いな人は、あなたに「自分の境界線を明確にしなさい」と教えてくれています。

何が嫌なのか、何を受け入れられないのか、それをはっきりさせるチャンスです。
そして、必要なら、相手にそれを伝える勇気を持つことです。

「それは困ります」
「それはやめてください」
──そう言える力が、あなたを守ります。

嫌いな人との関係を通じて、自分の境界線を学び、自分を守る方法を身につけていくのです。

境界線が明確になると、人間関係が楽になります。
我慢することが減り、自分らしく生きられるようになります。

嫌いな人は、そのための「練習相手」なのかもしれません。

嫌いな人は「成長の機会」を与えてくれる

人は、心地よい環境では成長しません。
好きな人とだけ付き合い、楽しいことだけをしていては、自分の限界を超えられないのです。

嫌いな人との関係こそが、あなたを成長させる最大のチャンスなのです。
嫌いな人とどう向き合うか、どうコミュニケーションを取るか、どう自分の感情をコントロールするか
──それを学ぶことで、あなたは人間として成熟していきます。

忍耐力、共感力、寛容さ、柔軟性
──そうした大人の資質は、実は嫌いな人との関係の中で磨かれるのです。

さらに、嫌いな人から学べることもあります。
嫌いだからといって、その人に何の価値もないわけではありません。

仕事の進め方、人との接し方、あるいは「こうはなりたくない」という反面教師としての学び
──見方を変えれば、どんな人からも何かを学べます。

「この人は、私に何を教えようとしているのだろう?」
──そう問いかけてみてください。

すると、嫌悪感の向こうに、学びが見えてくることがあります。
嫌いな人は、実はあなたの最高の教師なのかもしれません。

嫌いな人は「許し」を学ぶ機会を与えてくれる

嫌いな人を通じて学ぶ最も深い教えは、「許し」です。
人は誰でも不完全です。

間違いを犯し、他人を傷つけ、時には嫌われることもあります。
それは、あなた自身も同じです。

嫌いな人を許すことは、その人のためではありません。
あなた自身のためです。

嫌悪感を抱き続けることは、あなたのエネルギーを奪います。
心の中で相手を責め続けることは、実はあなた自身を苦しめているのです。

許すとは、相手を正当化することではありません。
相手の行為を受け入れることでもありません。

ただ、「もう、この人のことでエネルギーを使わない」と決めることです。執着を手放し、心を自由にすることです。

嫌いな人を許せた時、あなたは大きく成長しています。

人間の弱さを理解し、不完全さを受け入れ、それでも優しくいられる。
その境地に達した時、あなたはもっと自由に、もっと軽やかに生きられるようになります。

嫌いな人は、あなたに「許しの力」を教えてくれる存在なのです。
 

すべての出会いには意味がある

嫌いな人との出会いも、偶然ではありません。
その人は、あなたに何かを教えるために現れた、人生の先生です。

自分の影と向き合うこと、境界線を引くこと、成長すること、許すこと
──それらを学ぶために、あなたの前に現れたのです。

もちろん、無理に好きになる必要はありません。
嫌いなものを無理やり好きになることはできませんし、その必要もありません。

でも、「この人から何を学べるか」という視点を持つだけで、関係は変わります。苦痛が、学びに変わるのです。

嫌いな人がいることに罪悪感を抱く必要もありません。
それは、あなたが人間らしい証拠です。

大切なのは、その感情に支配されず、その奥にあるメッセージに気づくことです。

今日から、視点を変えてみよう

もし今、嫌いな人に悩まされているなら、少し視点を変えてみませんか。「この人は、私に何を教えようとしているのだろう?」と問いかけてみてください。

その答えは、すぐには見つからないかもしれません。
でも、そう問い続けることで、見え方が変わってきます。

嫌いな人が、実は大切なメッセンジャーだったと気づく日が来るかもしれません。

人生に無駄な出会いはありません。
すべての人が、あなたに何かを教えてくれています。

嫌いな人でさえも、いや、嫌いな人だからこそ、あなたを成長させてくれる存在なのです。

そのメッセージを受け取った時、あなたの人生はもっと豊かになっていくでしょう。